- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087813722
感想・レビュー・書評
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うーん、なんというか消化不良の一冊。
「鈍感に生きると、人生ってうまくいく」みたいなことを言いたいのはわかる。
ただ、本当にそれだけになっちゃってる。
「鈍感のすすめ」の例を手を替え品を替え、上司との関係に例えたり、恋愛に例えたり、夫婦に例えたり、健康に例えたり。
でも例えているだけで、どうしたら鈍感に生きられるのか?という肝心な解説がない。
なんだかなぁ〜って一冊でした。ブックオフで100円だったので後悔はないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分類が159ではなく914だったので、どうすれば鈍感力が身につくかという本ではないなと思った。鈍感力の紹介。私は鈍感な人間だな。
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一時KYなど、場の空気を読めない人を責める風潮が日本を席巻した。ある意味本書はその状況に一石を投じる本であるような気がしてならない。
というのも、鈍感力は空気を読めないことの裏返しに当たると考えられるからだ。空気を読めるにしても、自分に不都合な空気はシリアスに受け流す。そんな力が鈍感力なのであろう。
皆さんが言うように本書は鈍感力のメリットを列挙するのみで、鈍感力を身につけるための具体先を教えてくれる類のものではない。ただ、鈍感であることが多分野で有効な手段となることを教えてくれる。
また、よく言われるように一見短所と思えることでも裏を返せばそれは長所になりうるということを教えてくれる本でもある。 -
鈍感力の紹介で、身につけるための本ではない。
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内容が薄い。
ただ、鈍感のほうがいいと言っているだけの本。
鈍感という表現よりもおおらかという表現のほうが好きかな。 -
鈍感という言葉を前向きに捉え、その効用を説いた本。
私自身些細なことを気にする嫌いがあるので、ある程度の鈍感力を身につけたく、手に取った次第です。
内容は「鈍感であることのメリット」が一貫して書かれています。
いかに鈍感になるかという点については残念ながら書かれておらず、メリットに終始した内容となっております。
ですので、正直に言うとあまり得たことはありません。ただ著者はもともと医者という側面もあり、生物学的観点から「鈍感」であることのメリットをつづっている個所も多く、その点に関しては説得力もあり勉強になりました。
本書は一貫して鈍感であれと説いていますが、然るべきところで敏感であり、然るべきところで鈍感でありたいものです。
些細なことが気になる方は是非。 -
鈍感力は確かに必要だと思う。
抵抗力を上げるにはどうしたらいいのだろうか。
鈍感力の上に繊細さがあるとはなかなか感心してしまった。 -
①概要
作家、渡辺淳一の人生論。