花と惑星 (りぼんマスコットコミックス クッキー)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088566962

感想・レビュー・書評

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  • 何度でも 新しい朝は来るから
    (『花と惑星』より)

    *****

    『積極』と前後しての読了。

    表題作『花と惑星』。
    メッセージ性という部分では、”直球”。
    非常に前向きなラストで締めくくられるお話。
    なずな・・・道ですれ違う青年にあいさつができなくて、悩んでいる。
    蓮子・・・幼なじみの淳之介との日々にある日、変化が訪れる。
    百合・・・小説家になる夢を持ち、自分と正反対の友達・芍花に振り回されている。
    3人の主人公たちが繰り広げるそれぞれの物語。
    同時収録の『春の蕾』は『花と惑星』に出てくる主人公のひとり・蓮子の”その後”。
    ピュアな気持ちにふれて、ほぅ…とうっとり、溜め息。

    谷川さん、スポーツクラブに行っているのか…。
    今も続けられているのだろうか…気になる~。
    次の”告白物語”(巻末にいつも載るエッセイ)待ち、かな。

  • 谷川史子先生の作品は、どこか身近に感じられ、何時も自分自身を鼓舞される。
    大好きなオムニバスで語られるストーリーの終着に、2度涙が溢れた。
    なずなの話は、後半少し急展開だったかな?

  •  谷川さん、最近悲恋ものが多いですが、私は谷川さんの作品では成就ものが好きなので、これは今イチ。でも3話目の植木屋さんとのおはなしはスキ☆

  • それぞれに訪れる新しい明日。
    花の名前の主人公たちがそれぞれの恋をくりひろげる。

    人を想う事に期限はなくて、想えるなら想い続ければいい。そう思えるなら強いな。
    育生の言葉が蓮子に届いて、夢の世界から現実に目を向けるようになったのは進歩。お似合いです。

  • 3つの話がオムニバス形式で収められており、そのうちの一つのその後の話も収録されている。
    その話が一番好き。

    小学校からの幼馴染に中学の時に告られるも、びっくりして断ってしまう。その後女の子は好きだった事に気付くも、彼は北海道の高校に進学してしまう。疎遠になるが大学で再会し、再び仲良くなるが彼には彼女が出来ていた。

    で、本編で振られた女の子がまた立ち直って恋をするのが番外編。
    番外編の方が「いい話だ、、」としみじみ出来て好きなお話でした。

    あらすじ書こうとしてふと「12年も好きだったのに...!」的なセリフが目に止まり、ちょっと引いた。
    少女漫画と言えど長過ぎるだろ。
    けど、読んでる間は突っ込む事無く物語に入り込める。
    いいなぁ〜谷川さん作品。

  • 「花と惑星」

    :なずな:
    ふわーー!りぼんコミックスです
    少年少女のキュンとするこのかんじたまらんとです(*´∇`*)
    勘違いってやつと、男の子/女の子のツンデレが溶け合う瞬間って
    どの漫画でもいいよね。ふわぁって感じがして。

    :睡蓮:
    身に覚えが...

    :百合と芍薬:
    恵まれた女の子って、羨みとねたみとあるけれど
    友情が成り立つならそれもパワーにできるんだと思うし。

    すべての花のお話が、夜明けと一緒に放たれる。
    小さな恋が小さな惑星で花開く。

    「春の蕾」
    蓮子と淳之介の物語が終わる時だ。
    なんていうか、一度好きになったら、こっぴどい思いをするまで多分一生好きなんだと思う。好きじゃなくても、気になる存在でい続けるだろう。
    新しい出会いや恋がそれを浄化するとは限らないけれど、これは確実に前に進む物語だ。花は開き、散り、種を落とし、それが蕾となる。
    恋はお花なのかな。わかんないけど。

  • 同僚ちゃんがニワトリを飼っていた話をしていたので、読み返したくなりましたw
    「罰なんていくら当たってもいい」の蓮子はサイテーだけど、気持ちはものすごくわかります。。。

  • ほんわかしていて癒された。特に女の子同士の友情物「百合と芍薬」が好きだ。

  • あいかわらず、ストーリーが記憶に残らない、でも大好きな谷川 史子です。

    題名がすばらしいんだけど、別にこの題名でなくてもいいんじゃないかという気持ちもあります。
    谷川 史子は、すごいんだけど、どこがすごいのか説明できないんですよね~。

    だれか、わかりやすい言葉で、わたしに説明してください。

  • 春の蕾に泣かされる。

    あーってなる。
    あー。

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著者プロフィール

5月8日生まれ。長崎県出身。1986年に「ちはやぶるおくのほそみち」(りぼんオリジナル)でデビュー。可愛くて親しみやすい絵柄とストーリーで、男性にもファンが多い。2007年12月発売のアニメーションDVD「東京マーブルチョコレート」のキャラクターデザインを担当。現在Kissで「おひとり様物語」シリーズ連載中の他、Cookie、コーラス(共に集英社)などで執筆中。

「2011年 『おひとり様物語(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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