- Amazon.co.jp ・マンガ (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088653686
感想・レビュー・書評
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あー。よい。谷川史子全部読んでみよう。特に表題作、よい。
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集英社が発行する大人向け女性漫画誌の「コーラス」に掲載された読み切り三編収録。どれもほんわかした画にぴったりな話で癒されます。
ベストは河野裕子の一首の短歌をモチーフに作られた作品【積極】。青林檎と短歌に込められた鳥野教授の真意が明らかになるラストが秀逸。深い余韻に浸れる傑作です。
複数の登場人物の視点から物語を紡ぐドタバタ・コメディ【スパイラル ホリディ】も妙味があって面白いです。
【風の道】は付き合い始めてから10年経ちマンネリ化している主人公が10年前にタイムスリップしてしまうというSFの王道テーマですが、お話自体はよくまとまっていると思います。 -
表題作の由来になった俳句がよい
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表題作の「積極」がすさまじく好み♪ あとの2編は、正直いってそこまで…だけれど。青林檎の短歌、ステキだな〜。短歌の本、たくさん読みたくなっちゃった。
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退官間近の老教授と学生の話。
枯れセンではないのでイマイチおじいちゃんにときめく部分がよくわからず、あまり好みの話ではなかった。
センセイの鞄を思い出す、というコメントを見て納得。そっちは好きなのになぁ。 -
とても好きな作品。
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谷川さん漫画~
「積極」
愛に年齢は関係ない、っていうけど、実際は結構なハードルになってしまうものだと思う。
そしてその恋愛の様相も、そのハードルにあった色合いになると思うんだ。
奥ゆかしい別れの言葉に、切なさを感じます。
「スパイラルホリデイ」
小説にありがちなこの連鎖的ハッピーコメディ
谷川さんの絵だからなんかほわほわしちゃうやつー
「風の道」
昔に戻りたい、戻ったら、って考えてしまう
あの人に伝えたら、みたいなこととかねー。
やっぱり大人向けかな、大人の女性の少女の部分。
懐かしむばかりが、大人じゃないけど。 -
※河野裕子/森のやうに獣のやうに