- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088715070
感想・レビュー・書評
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幕末の悪業が漏れるのを恐れた政府の輩が剣心の口を封じるため次々と差し向けてくる暗殺者の一人として、ついに剣心の前に現れた新撰組三番隊組長 斎藤一
斎藤一は剣心を見て、不殺の流浪人などと自己満足のエセ正義に溺れている、人斬り抜刀斎が人を斬らずにどうして人が守れるか!となじる
「お前の全てを否定してやる」と挑みかかってくる斎藤
迎え撃つ剣心。凄まじい鍔迫り合いが続く中、次第に剣心ではなく、幕末の京都で闘っていた頃の人斬り抜刀斎になっていく
と、そこへ明治政府の内務卿 大久保利通が!
かつて人斬り抜刀斎の後継者を務めた長州派維新志士
志々雄真実(ししおまこと)が京都を拠点に、日本を二つに割る復讐戦争を画策しているという
その画策を阻止するため、剣心の力を借りに来た大久保
最後、志々雄の一派のものに大久保利通が暗殺される
おおっ、そうきたか!
史実と創作のごちゃ混ぜの世界
はじめの頃は、己の力自慢のため、剣心に闘いを挑んでくるという筋書きであったが、えらく話が大きくなってきた
そして、舞台は東京から京都へ移されることに・・・
この巻は、今までとスケールが違った
斎藤一との対決は、文句なしのおもしろさだった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大切な事は、剣心がみんな教えてくれた…
ってのはちと言い過ぎかと思いますが(笑)それ位に思い入れの深い作品であります。
少年漫画の主人公だけど、敵を(惡を)なんのためらいも無くひたすら倒し、強さを求めていくんじゃなくて、自身の贖罪のために剣を振るい、なおかつ“不殺”。
何が善で何が悪なのか、強さって何なのか、結構、語られているのは難しいテーマだと思います。
また、史実とフィクションの絡ませ方が秀逸です。
全体を通してのお話も、一本、ちゃんと筋が通っていて、あまりぶれていないのがまた良いですね。全28巻で、うまくまとまっています。印象的なセリフも多数。
ただ残念なのは、絵柄が後半変わってしまった事。丸くなりすぎだよ…(涙)
剣の技は、これは無理だろ!!というのも多々ありますが、そこは少年漫画のお約束です。
斎藤さんが表紙にいるので、この巻を登録しておきます。
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斎藤登場。はじめ見たらなんか…恐いっすね…。
剣心がこの巻で「人斬り」に戻ってしまいます。薫辛そうでしたね…。
「人斬り」に戻るとなんか目つきも顔つきも違う感じがします。
ラストの剣心が薫に別れを告げるシーンは切なかった。このシーンはすごく印象に残ってます。 -
斎藤一登場。
かなりの実力者のようだが、前髪ばかり気になる。
前半のひとつの山場になった巻。
歴史の学習にもなる。 -
おもしろい
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赤末とかいう名実ともに十二分な噛ませ犬
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そういえば斎藤って最初はこんな笑顔見せてたんだっけ!すっかり忘れてたw
前から斎藤はいつの間にベルト外したんだ!とは思っていたが、改めて読んだらいつの間にかベルトし直してることに気づいて笑ったw