- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088792705
感想・レビュー・書評
-
最も忌み嫌われているあの黒いヤツ。以下、伊坂幸太郎氏に倣い、「せせらぎ」と呼ぶことにする。
時は西暦2599年。増え過ぎる人口、人類は火星への移住を検討するが元来火星の平均気温はマイナス58度、人が生息できる環境ではない。
そこでまず火星の地中に凍っている大量の二酸化炭素を暖め、溶け出した二酸化炭素による温室効果で火星を暖めるという、地球化計画(テラフォーミング)が練られた…
ある苔と黒い生物を大量に火星に放ち、地表を黒く染め上げて太陽光を吸収することで火星を暖めるというこの計画…
「せせらぎ」なら、火星というギリギリの環境でも生きながらえて繁殖するのではないか…
と思ったら、人型に進化しちゃったよ、しかもむちゃくちゃ強いよ、人間を殺しにかかってくるよ、生身の人間では到底勝てないよ、だからバグズ手術を受けて昆虫人間になって戦うよ、というお話。
読んでみたいけど手元に置いておきたくないジレンマで悩んでいたら、某先生が貸してくださいました。ありがたい。
バグズ二号、サバクトビバッタとオオスズメバチがかっこいい!パラポネラとネムリユスリカもよかったな。
昆虫に詳しくなれます。
他にはミイデラゴミムシ、ニジイロクワガタ、メダカハネカクシ、クロカタゾウムシ、エメラルドせせらぎバチ… -
評判なので読んでみました。人間が圧倒的な不条理と戦うというカフカ的な、王道のテーマです。最近の「進撃の巨人」ともややにたテーマですねえ。人気なのも理解できます。
ただ、「こういう筋なら人気出るだろ」という意図が見え見えで、そこがちょっとあざとく感じられました。通常ならこう、、という流れをすべて逆にして、強そうなキャラをどんどんあっさり殺して、、、そこが「巨人」の重さに対する「軽さ」になっているような気がします。びっくり箱をなんどもひっくり返してる感はあるのですが、「二度読みたい」とは思わない、、、、辛口だなあ。 -
なんだかすごいマンガだこれは。
私の中ではガンツを超えたかもしれない・・・。
第1話で出てきた火星のゴキブリの、なんともザワザワとする斜め上を行くビジュアルにやられてしまった。
これ、スッキリした結末迎えるんだろうか?
モヤモヤざわざわしつつも、続きが気になるーーーー。 -
面白いけど、気持ち悪すぎる。
-
期待しすぎてた。一番面白かったのは連載前の読み切りだけ。ただのバトル物になっちゃってるのが残念。
-
やっぱりちょっと怖い。昆虫の能力をそのまま人間に割り当てるのはちょっと強引でしっくりこないかな…。スピーディーな展開は映画を見ているみたいでついつい読み進めてしまうパワーがある。
-
Sony Reader無料本。ゴキブリの進化怖ぇぇぇー!あいつら飛ぶんだよ、そうだよ。見た目二足歩行で人間っぽいからそのことすっかり忘れてたわ。この1巻は基礎となる世代がメインかな。2巻以降がそれをベースに話が進むっぽい!?秋から?アニメ化だけど、ゴキブリ擬人化見るに耐えられるかなぁ。初っ端から人がバンバン死んでいくので、だんなには無理かも。あ、ゴキも大嫌いだったわね。何も言わずに見せてみるか(笑)
-
移住のため人類が火星に送り込んだのはコケ類とゴキブリ。その後、繁殖したゴキブリ駆除に向かった宇宙飛行士たちが見たものは…。ツボると面白いw 期待しないで読みたい感じかな。
-
さいしょはとにかくGこえええええー!だったんだけど、やっぱ最終的にこえええーのは人間なのかな・・っというおなじみの方向に至る・・・。おっさんにいちゃんがかっこいいけど、かっこいい~!と思ってるとさっくり消されてしまうのでビクビクしながら読み進め中・・・。。
-
登場人物紹介の女キャラの部分に胸のサイズ書くようなノリは寒い
-
本屋で、あらすじ紹介を見て「ゴキブリ」と戦う漫画の印象が強く、読むのをためらっていた。
表紙の絵は好みだったのだけれど、手が出せずにいたんだけれど、もっと早く読んでおけばよかった。
仮面ライダーやデビルマンなどの異形ヒーローものが好きな人はまず造形で楽しめます。面白い!
そして絵がすごく好みです。 -
トピックが面白い。間が抜けている敵の絵も好き。
中古相場:2700円付近 -
普通のゴキブリだけでも恐怖なのに、これがデカくなったら怖くないわけないじゃないか…!!
外見が少しくらいユーモラスでも、変わりませんっ。
火星のテラフォーミングのために放たれたゴキブリ達。これを想像するだけでもゾクッとするのだけど、バグズ手術を受け身体強化されて火星に降り立ったはずの宇宙飛行士たちがあっさりやられていってしまう状況にもゾッとする。
生き残るものが果たしているのかどうか…最後まで目が離せなかった。 -
漫喫で1~8巻をイッキ読み。昆虫界最硬とか最速とかいちいちカッチョイイ。そして、確かに面白い。
重要そうな人物があっさりやられるのも斬新。 -
ゴキブリは嫌だと思って敬遠してたけど、すごい面白い!
ゴキさんもゴリラの様な見た目なので直視できる。
様々な昆虫や動物の特性を利用して返信するというのがとっても興味深いし、カッコいい!!
昆虫について知る機会って無かったけれど、こんなに不思議で面白いんだな〜。
追記:新刊が出るごとにレンタルで流し読みしてたら、登場人物の性能や、各国の政治が難しくてわからなくなってきたので、一度1巻から読み返して整理しないとダメだ! -
電子書籍だと安かったので読んでみたらば面白かった。一巻目は二巻目以降を劇的に展開させるための布石であるものの、コミカルとシリアス、展開の緩急のバランスが良く、一世代のドラマとして申し分ない内容でした。…お陰で続きの電子リリース分、まとめ買いしちゃったもんよ。
-
SF設定を背景に、ひたすらバトルする漫画。
珍しい虫や、動物の能力を人間が使えたら?!という能力ものの面白さと、
主要人物もあっさり死んでしまう、ハッタリの効いた展開が面白い。
1巻は過去話なんだけど、
連載前の特別集中連載ぽく、艦長の小町ちゃんの第一回遠征時の悲劇のみで構成されており、どちらかと言うと最新刊まで読んでから読みなおしたほうが面白かった。
対話の余地もなく、ひたすらぶっ殺す敵としてのゴキブリはわかりやすくて良いです。
非常にきもい。
顔もだけど、やけにマッチョなのもきもい。
小町ちゃんが明るく可愛いので、サクサク読めます。
って、この書き方だとヒロインみたいだな。
特にヒロインではないです。
ハイライトはゴキブリが電話でビジネス会話をしているところです。
ゴキブリしゃべれるのかよ!
ってちょうびびった。 -
趣味の合う美容師さんにおすすめされて即購入。かなり面白く、絵も好み。グロイのが苦手な方にはおすすめできない。
-
理不尽で絶望で不可解な多くの状況にハラハラ。
巻が進むにつれ生物の薀蓄解説が多すぎてうざい。それ混じりの戦闘シーンを読むのが疲れる。
過度なグロさキモさと、それを支える画力の勢いだけで押し切る感じが強い。
ストーリー面ももう少しバランスよく進むと良いのだけど。 -
全巻まとめ買いしましたが1巻でお腹いっぱいです。自分には合わなかった。
-
ゴキブリ人間⁈
怖いものみたさでページをめくったわけですが、少しがっかり。
昆虫っぽくない。原人に触角が生えてるだけ。
でも見れば見る程、ムカムカして叩き潰したくなるこのフォルム…。
これで正解なのか⁇
昆虫豆知識付のSFサバイバルアクションです。
読んで損はありません。面白いです。 -
面白いけど気持ち悪い。読んだ後、お風呂に入るときとか、ヤツがいるんじゃとめっちゃ恐る恐る入った。一巻はとにかく鬱。その後の巻も結構容赦ない。謎も沢山あるので、できれば完結してから読みたい。でも続きが気になるというループ思考(-_-;)
-
とうとう読み始めた、この超話題作。
地球化計画<テラフォーミング>。
その計画のある段階で気づいた、恐ろしい事実。
進化。
まさかまさかの奇怪で戦慄の悪寒の走る進化。
課せられた過酷な任務。
秘められた謎。チカラ。
やや進撃の巨人のようなグロ要素あり。同作品ほどではないが。
また、グラップラー刃牙というか範馬刃牙のようなシリアスな笑いもあり。(刃牙に出てくる、とあるシーンの設定にも近い?)
ということで、進撃や刃牙が好きな人は楽しめるはず!
諸々、この巻自体の仕上がりも良い。
事の起こりから、終幕までしっかり一区切り。
物語自体は星4。でも巻としてのまとまりに感心したので、+1のこの評価で。
無論、次巻も楽しみ! -
ゴキブリが強すぎて笑える。
-
話題になっていたので、読もうかどうか悩んでいたのですが、、
Twitterのbookspyタグなどで目にするうちに、大人買いしてみました。
今の時代からみて、約600年先のSFになるのでしょうか。
火星開発をテーマにしていますが、、人類の敵は「G(ゴキブリ)」。
対するは、改造手術を受けた人類連合軍な感じで。
害虫の王に立ち向かうべく、地球上の生物と融合?する手術です。
なんとなく『トータル・リコール』的なエッセンスを感じたりしつつ、
敵の生態をベースにした改造との設定は、仮面ライダー的な要素も。
Gはものすごーく苦手ですが、あまり気になりませんでした。
結構理不尽に登場人物たちが死んでいくのも、今の時代珍しいですね。
ちなみに本巻は第1部に位置付けられて、物語も一区切りついています。
第2部は20年が経過したところから、2巻以降で徐々に伏線も明らかに。
個人的にはしばらく追いかけてみようと思いますが、
グロやG系が苦手な方にはオススメはできないかな。。 -
続きは気になるが、兎にも角にも虫嫌いには厳しかった。
-
虫が嫌いな女子にはオススメできません(^^;私もかなり嫌いですが。
怖いもの見たさとストーリーの続きが気になるので4巻まで一気に読んでしまいました~。 -
確かに面白くはある。何より熱い。
が、登場人物に愛着が湧くよう仕向けておきながらバタバタ死なせていくため読むのがしんどくなり、続きを読もうと思えずに居る。
活躍してから離脱するまでがあまりにも早すぎて肩透かしを食らったような気分。
男くさい熱さ、多くの人物が斃[たお]れていく、という共通項のある水滸伝(著、北方謙三)でさえ主要キャラクターの死までには相応の筆と巻数を費やすというのにこの様は…。
しかも最終的に生き残るのが某国の人間だけってどうなんだろう。 -
なんじゃこりゃー?第一話から予想外すぎて吹いた。これはギャグなの!?マジなの!?ワクワクしてきた!!
火星のテラフォーミング計画が始まって500年。どれ、そろそろ火星は人類が住める環境になりましたかね?と調査に行ったらとんでもないことになっていた!というお話・・・なのか?違うか?( ゚д゚)
この高い画力と無慈悲な展開は、奥浩哉のGANTZを連想させる。内容的にはむしろ改造超人ものか?
少女売春だとかFGMだとかをチラホラ小ネタに挟んでくるわりには、エロくはない。
GANTZ並みにエログロならさらに良かった。( ゚д゚)
でもこの、どこに需要があるのかわからない、「俺の好きなように描かせやがれ!」的な躍動感。パワフルでエネルギッシュで、嫌いじゃないんだぜ!
スラムダンクや、幽☆遊☆白書のように大人買いして手に入れたい漫画ではないですが、
この勢い、作り込みはすごいです。地球...
スラムダンクや、幽☆遊☆白書のように大人買いして手に入れたい漫画ではないですが、
この勢い、作り込みはすごいです。地球版せせらぎに比べたら、火星のせせらぎの方が愛嬌あり……はしないです、が蟲らしさは薄れているので、レッツトライ♪