ROUTE END 8 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.56
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本棚登録 : 75
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088818061

作品紹介・あらすじ

エンド事件の被害者達はすべて自殺だった…。驚愕の報せに被害者遺族に動揺が走る中、春野真人が語る犯行理由とは? そして弟の凶行に疲労困憊の春野太慈が救いを求めて向かった先とは…!? 万感迫るサイコ・サスペンス完結巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    エンド事件の被害者達はすべて自殺だった…。驚愕の報せに被害者遺族に動揺が走る中、春野真人が語る犯行理由とは? そして弟の凶行に疲労困憊の春野太慈が救いを求めて向かった先とは…!? 万感迫るサイコ・サスペンス完結巻!!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    はっきりと明かされない部分も多く、解釈が分かれる作品だと思います。モヤッとしたままか、考えさせられると思うかは人それぞれかと。
    私が一番考えたのは「救われるってどういうことだろう」ということです。人それぞれ悩みやトラウマがあり、そこから救われようとしています。でもその解決方法に絶対的なものはないのです。酒に溺れる。神様に縋る。そして、選択肢の中には「自ら命を絶つ」というものまであるのです。そう考えると、「救われる」「救おうとする」ということって、なかなか相容れないものなのではないかと思ってしまいました。

  • 最大の謎かけを「神」で片づけるのは禁じ手ではないのか!?

  • 謎がすべて明かされるわけではないからモヤモヤした部分もあるけれど、重厚なミステリーとしてしっかり作られているなと思った。自殺やいじめ、ミソジニーなど社会問題も広範に盛り込んでいてよくできた物語だなと思った。何が人生の救いになるのか、自分は何を救いとして選び得るのかということをよく考えさせられる。

  • 最後は必見。

    こんな発想かと驚き、あの2人の今後も気になる。

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著者プロフィール

旧ペンネーム中川貴賀。2012年アフタヌーンに掲載された『僕と犬』でデビュー。2017年「少年ジャンプ+」にて『ROUTE END』(全8巻)を連載。他の作品に『輪の影』『リメインバッド』。

「2023年 『DYS CASCADE(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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