トラウマイスタ 5 (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.26
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本棚登録 : 181
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091217509

作品紹介・あらすじ

▼第38話/ダヴィンチと最後の晩餐▼第39話/派遣切り▼第40話/チャンドラカンパニー▼第41話/邂逅▼第42話/ピカソはシエナにスジャータの面影を見るか?▼第43話/実に美しき再会▼第44話/たすけて▼第45話/ブラフマン・スジャータ▼第46話/ありがとう▼最終話/和らぎへ… ●主な登場人物/ピカソ(本名・比何ソウマ。寺院の息子の高校生。“鬼”のトラウマを克服し、ゲルニカをアートマンとするトラウマイスタとなった)、ゲルニカ(ピカソのアートマン。能力は嘔吐[オート]カノン。胃に入れた物質の原子配列を組み替え、撃ち出すことができる) ●あらすじ/「受胎告知」の約束を自ら破ったダヴィンチによって、ピカソの目の前で爆裂し砕け散ったスジャータ。ピカソは我を忘れてダヴィンチに襲いかかるが、圧倒的強さを誇るダヴィンチに全く相手にされず、ズタズタに叩きのめされてしまう。ダヴィンチが立ち去った後、ピカソはただ己の無力さに悔し涙を流すのみ…(第38話)。 ●本巻の特徴/愛する人を目の前で爆殺されるという究極の地獄で、少年は愛と憎しみを勇気に変えて最後の闘いに挑む! チャンドラカンパニーに突入したピカソは、果たして世界を救えるのか…? ●その他の登場人物/スジャータ(漆原シエナのアートマン。能力は審義眼。あらゆるものを見通すことができるらしい)、漆原シエナ(反魂香開発者。チャンドラカンパニーの牢獄に幽閉されている)、チャップリン(本名・茶風倫太郎。暴れん坊のトラウマイスタ)、ファーブル(本名・羽生瑠々花。大食いのトラウマイスタ。ピカソにぞっこん)、センゴ(芸名・SENGO。カリスマアイドルでトラウマイスタ)、ダヴィンチ(チャンドラの契約社員。アートマン「モナ・リザ」を溺愛し、ピカソに異常な執着を抱く)、社長(チャンドラカンパニーの社長。ダヴィンチの雇い主で、シエナを幽閉した張本人)

感想・レビュー・書評

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  • フジタイズムにも通ずる、絶望を乗り越えた時のキャラクターの凄さがとても楽しい漫画。

  • 個性があって読んだら印象に残るような作品だった。面白いというか、凄いわ、って感じです。

  • 疾走感がある。
    最初よりも確実に中山敦史の絵が
    中山敦史の絵として確立してると思った。

    この絵がマジでスゲーって思う。

    ただ社長の存在価値がね。。。
    ウケるけど、
    つか、
    カギューの校長じゃん。

    カギューの方と話繋がってんの?
    全く別物なの?
    でも、社長と理事長同一人物だよね?
    気になる!

  • 最終巻

  •  カギューが発売されるので、当時全部読んでましたがこの際一緒に集めちゃおうと思い購入。コミックスで読んでもテンポよく話が進んでいき、ピカソの成長をみつつ、絶望からの希望を見出すカタルシスのような感覚を味ワせてもらいました。やっぱり何回みてもスジャータ爆発からの展開は最高ですね。
     中山先生の作品全部集めたいなぁ

  • 3巻の終盤から物語は一気に加速して、その圧巻ぶりと疾走感を途切れさせないまま大団円。「何この少年マンガ、すごい」としか言えなくなってくる。中山先生(編集者も)やりたい放題ぶりが最高。
    少年誌で掲載していいのかという描写(爆死、同性同士のキ○etc……大抵は3巻から登場、少年漫画史上に残る変態、ダヴィンチのせい)がてんこもり、うわぁぁと思っているうちいつの間にか感動に浸っているのだからすごい。
    絵柄はポップ+毒。中山先生にはもっと活躍してほしいです♪
    テーマソング:ポケットカスタネット/Mr.Children

  • 素晴らしい打ち切りマンガ。

    打ち切りという現実にここまで見事に対応したマンガも少ないだろう。

    作者の中山さんは貴重な経験をしたと思う。

    マンガは一方で商業的エンターテイメントであり、もう一方では芸術的な作品でもあるのだ。

    前者では多くの人を喜ばせる必要があり、後者では己一人の価値観を表す必要がある。

    打ち切りという避けられない未来から後者の道を発見できたことは大きい。

    次回作に期待しつつも満点。

  • 5巻で完結です!
    とてもおしい漫画でしたorz打ち切り・・・故なのか
    ちょっと内容が早足で薄っぺらい感じではあるのですが
    捉え方がとても少年漫画ではグロク、とても変態な感じで
    とても楽しかったです^^
    ポップな絵柄だからあまりナマナマしく感じなくてよかったのかな?
    次回に期待します!

  • 09.8.19

  • 打ちきりですかね?とっても残念です。ネタとしてとても面白かったのですが、サンデーの漫画ではなかったかもしれません。次回作、たぶん買います。

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著者プロフィール

漫画家。鹿児島県出身。主な作品に『トラウマイスタ』(少年サンデーコミックス)、『ねじまきカギュー』『うらたろう』(ともにヤングジャンプ・コミックス)がある。

「2019年 『悪ガキ7 よろずお悩み解決します』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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