うしおととら (33) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.18
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本棚登録 : 716
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091251237

作品紹介・あらすじ

▼第54章「太陽に 命 とどくまで」▼第1話/娘 静かに舞い降りぬ▼第2話/最強の悪態▼第3話/400メートル▼第4話/旅の意味▼第5話/太陽▼最終章「うしおととら」第1話/最終局面▼第2話/白面の者▼第3話/うしおととらの縁
●登場人物/蒼月潮(住職の息子で妖怪を操る主人公)、とら(潮の地下室に500年もいた妖怪)、中村麻子(潮の同級生でしっかり者)

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい

  • ああ、読み終わっちゃった。面白かったなぁ。
    うん、もっと読んでいたかった。
    大終結した“いいモン”オバケのうち、一体だけどーにも記憶にないのがいるんだよね…イヤ部屋の隅に積み上げてあるから読み返せば良いのだけれど、23巻辺りで中断してから随分間が空いたから、ホコリが(トホホ)。
    アニメでは、白面のイントネーションが自分の読み方と違っていたのが物凄い違和感で、観続けることができなかった。何時か機会があったら、初回からちゃんと観よう…かな。

  • 最高!すべてのエピソードに意味があるのがすごい

  • 完結から25年ですが、
    今読んでも、読み終わった直後から
    また会いたくなる
    素晴らしいコンビです。

  • 再読 代表最終巻
    全体を通してみると
    うしおはマッチ売りの少女を照らし暖める太陽であり
    わかりやすい英雄であるため齟齬を感じるのだが
    作者の熱意が隅々まで正しく有効に表された仕組みは間違っておらず
    きちんと落とし込まれて完結する結末に些細でうろんな文句は余計
    少年的正しい燃え
    何度読んでも何度読んでも最終巻でとーちゃんがかーちゃんを助けに来るところは感興限りなし

  • 蜀崎ェュ縲ら、シ蟄舌?縺顔宛縺輔s縲∝慍蜻ウ縺ォ蠑キ縺?↑窶ヲ縲よ怙蠕後?縲√≧縺励♀縺ィ縺ィ繧峨?荳也阜縺ォ縺翫¢繧区コ?貍「蜈ィ蟶ュ迥カ諷九?ゅ◎繧後?縺昴≧縺ィ縲∫悄逕ア蟄舌↓縺上@縺代★縺」縺ヲ繧ゅi縺」縺ヲ繧九→縺阪?縺ィ繧峨■繧?s縺ョ閼壹′縺九o縺?>縲

  • 少年サンデーコミックス

  • 人間と妖たちの結界で捕えた白面にとどめを刺すべく、うしおととらの最強コンビがタイマンで挑む!消滅か生還か…光と闇の激闘、ついに決着。風雲妖怪大活劇、堂々完結!!(Amazon紹介より)

    初めはいがみ合っていた少年と妖怪がタッグを組み、最強の敵に挑む!少年漫画らしいアツい展開でした。
    しかし、それ以上に心に残ったのは、白面の者、そして流の存在が象徴していた「自分より明るいものへの畏れ」です。これは「羨み」「妬み」という形で誰の心の中にも存在しているのではないでしょうか…時に、大きな化け物を生む根源として。

    思い返せば返すほど、白面の者とは何とも人間らしい妖怪だったのだなぁと思います。

  • 1~33巻まで一気読みしたので、こちらに感想をまとめます。
    大変面白かったです。全篇に渡って、絶望的な強さを持つ大妖である白面の者だけが最後の敵で、それだけ倒せばハッピーエンドという潔い構成も好きですし、大筋とは関係のない細かいエピソードも面白いし、最終戦で続々と集まる人間や妖たちがみんなして協力してくれ、名前もない一般人たちまで主人公たちに助けられたことを覚えていて白面に力を与えてしまう恐怖を追い払うという展開は、本当に、最っ高に熱い!! と思います。隅々まで愛の行き届いた、人間の善性が無限に信頼された世界観が、もう、眩しくってしょうがない。正直、私はうしおの目の輝きに耐えられず裏切った流の気持ちがわかります。この世界で、彼の存在はなんだか悲しくて良い。
    そしてなんといってもはずせないのは主人公のうしおととら! 正義感は強いけれどちっとも理屈っぽくなくて、「なんだか気に入らない!」ぐらいの動機で敵に立ち向って行くうしおは、見ていて気持ちが良い。この作品にはたくさんの名言があるけれど、私は物語前半の、「ともだちもよろこびも…笑いガオもとったら…女の子にゃ骨だけしか残らねえじゃないか!!」という台詞が一番好きです。「骨だけ!?」とびっくりすると同時に、「いや…そうかもしれない…」と気押されてつい納得してしまうような、勢いの良い断定がうしおらしくてすごく好き。それから、とらの魅力については、今更語るまでもないけれど…、人間の常識が通じない、身勝手で素直じゃなくて、ユーモラスで意外と勉強家で、…なにを言っても足りないくらい素敵なキャラクターだと思います。まずデザインが素晴らしい。怖いようなかわいいようなかっこいいような、良いデザイン。好き。そして、おそらくこの作品を最後まで読んだ人なら誰にだって同意してもらえると思いますが…、とらの最後のシーン、いいよね。すごく。
    ストーリーも世界観もキャラクターも、文句なしに良い! 藤田先生の作品は初見だったけれど、この人ならば信用できる。他の作品も絶対に読みます。面白かった! 満足!!

  • 膨らませた物語と張り巡らせた伏線をものの見事に回収し素晴らしいラストを見せてくれる傑作漫画。
    この物語は面白い!

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著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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