ユートピアズ (ヤングサンデーコミックス)

著者 : うめざわしゅん

• 小学館 (2006年6月5日発売)

感想・レビュー・書評

[kabmtrさんの感想 · 2012年4月27日]

雑誌掲載時に衝撃を受けた作品群。
コミックス化してすぐ購入。
何度読んでも、なお新鮮。

[ayaさんの感想 · 2022年2月12日]

[chokusunaさんの感想 · 2019年10月14日]

お題目はユートピア、実現のさせ方がディストピアて感じの毒っ気たっぷりな作品がずらりと。ただ、婚姻届けを結成届、男女をボケとツッコミに転換した世界のストーリーはクスリと笑えてこころ温まる一編。

[ざじさんの感想 · 2016年4月4日]

人間の闇や歪みの部分を逆手にとって作者独自の解釈で描かれる頭のいい短編集。面白い！！
「ボケ」を欲するツッコミが行くバーが特に。ツッコミにフラれたボケが足しげく通うボケクラブ。
「せやけどボケはな…ボケゆうのんはホンマに好きなツッコミにしか、つっこまれたないもんなんやで…」ボケバーにいるボケ（解り易く言うとホステス的にボケで相手してくれる）西本の言葉、奥が深い。

[トニヲさんの感想 · 2013年2月18日]

才能がつまった良作揃いの短編集です。
独特の世界観を独りよがりにならずに書ききれていると思いました。
設定はもしも～がというような発想が多いのですが、チープなコントにならずにしっかり社会風刺できていて読ませます。
うめざわ氏にはこれからも注目していきたいと思います。

[ぼろさんの感想 · 2012年10月23日]

短編集。SFチック。
世にも不思議な物語のような感じ。
「誰が為にカメは在る」が好きです。

[natsupicさんの感想 · 2012年5月24日]

なんか、怖い。
今、自分も含め人の心の汚いとこや闇な部分が凝縮な感じ。
時代背景は【今】ではないんだけど、話の潜在的なとこは【今】かもしれない。

[zさんの感想 · 2009年10月27日]

常識と非常識の間で生まれる矛盾を叩きだしてる！！
はちゃめちゃな設定なのにリアリティがあって、
説明無しに、いつのまにかこちらが漫画の世界に巻き込まれてしまいます。

「世にも奇妙な物語」が好きな方にはたまらないはず。

[takeさんの感想 · 2009年9月20日]

完結

不思議な世界。

立ち読みだけにとどまらなかった。

[耳さんの感想 · 2008年11月26日]

世にも奇妙な物語でやってた
どつきどつかれて生きるのさ
この話が入ってる漫画
(小沢健二さんみたいや)

この漫画、短編集なんだけど
全部、設定がありえなさそうな話で
それが世にも奇妙な物語みたいで好きー

でも世にも〜よりも、オチのつけかたが私の好きな感じだなあと思った！

色んなこと含んでる漫画だなって思った
現代人に警告してるようだし、そうかと思えば普通にいい話だったりとか(まあそれでもどこか歪んでる)

著者プロフィール

漫画家。作品集『パンティストッキングのような空の下』が「このマンガがすごい！」2017（宝島社）のオトコ編第4位にランクインし、話題になる。
本作『ダーウィン事変』にて「マンガ大賞2022」大賞受賞、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞、「このマンガがすごい！」2022（宝島社）のオトコ編第10位ランクイン、第1回「CREA夜ふかしマンガ大賞」6位ランクインなど、数々の賞を獲得した。
他の著作に『ユートピアズ』『一匹と九十九匹と』『ピンキーは二度ベルを鳴らす』『えれほん』など。

「2023年 『ダーウィン事変（5）』 で使われていた紹介文から引用しています。」