ひとりずもう 下 漫画版 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (2008年2月29日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091790255
感想・レビュー・書評
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夢は誰でも見るけれど
叶う可能性のある人って
ソレ以外何者にもなりたくない!と、
駄々をこねられる人だけなんだなー。
天秤の片方に夢を乗せるとすれば
もう片方の皿に乗るのは
穏やかで安定した生活。
ぐーーんと重いんだよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あんなにぐうたらだったまるちゃんが、寝る間を惜しんで漫画描きに没頭するくだりは感涙もの。
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下巻は永遠の小学3年生ちびまるこちゃんの高校時代から漫画家さくらももことしてデビューするまでを描いた作品。青春時代ならではの悩み・進路や将来の夢への悩み・夢を掴むまでの葛藤が細かく描写されている。読了後、爽やかな気分になる作品。
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昔、これのエッセイを読んでいたく励まされ、ブックオフで漫画の上巻を読んでさらに面白く、やっとまた下巻をブックオフでゲット。
「他に何もなれなくていいから 漫画家になりたかったな」というモノローグや、「もっと勇気のある人になりたいな」、たまちゃんとのお別れ場面など、自分でも意味不明なぐらい感動して号泣してしまう。
さくらももこは初期のまる子から一時期低迷期にあった気がするけど、この路線でまたブレイクスルーできるんじゃないか。また、作者自身が「あの頃のももこ」と向き合うことで、読者自身も、マスコミが騒いだ噂に惑わされず、本当のさくらももこを見つめ直すことができる。どんなにお金持ちになって暮らしが変わっても、さくらももこはやっぱりまる子なのだ。
自分の直感だけを頼りに動いたささやかな行動と強い情熱が運命を変える。NHKのドキュメンタリー番組には決して採用されないタイプの、淡々としていて地味で優しい、さくらももこの青春。「あなたはあなたでいいんだよ」と言われている気がする。
「チャンス それは誰にもチャンス 平等にきっと チャンス 与えられるべきもの」
という、さだまさしの歌詞を思い出す。
それから、父ヒロシの「何もしないで見守る」という態度はどれほど作者を意識下で励ましただろうかと思う。 -
ちびまる子ちゃんの切ない青春時代2。思わず涙が出る。
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所々の共感度が半端ない…!上巻は声をたてて笑い、下巻の後半は涙。
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学校図書より。
この人の初めて投稿した少女マンガを読んでみたいなぁ。
テイストが違う感じを見てみたいというか。
エッセイとか読んだことないけどちょっと興味を持った。 -
親友たまちゃんとの…涙。ブクオフで発掘。上巻読んでから、一寸経ったからまた新鮮でしょう。
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たまちゃんはアメリカへ留学・・・まるちゃんは漫画家への道へ・・・
それぞれ違う道を歩き始める。
たまちゃんとのお別れシーンは感動的でした。