- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091807250
作品紹介・あらすじ
▼第91話/オンライン▼第92話/秘密兵器▼第93話/全摘出▼第94話/人選ミス▼第95話/権力の渦▼第96話/最先端▼第97話/マイナス材料▼第98話/いかないで
●主な登場人物/朝田龍太郎(かつてNGOで世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人。今は、明真大学付属病院・胸部心臓外科の無給医)、加藤晶(腐った日本医療を改革するため、教授のポストを狙っている。36歳の若さで、明真大学付属病院・胸部心臓外科助教授)、里原ミキ(かつて朝田と同じ大学で、オペ・チームを組んでいた看護師)
●あらすじ/日本の医療を変えるのは、あなたには荷が重い──と、加藤の前に立ち塞がった、強大すぎる対立候補者・国立笙一郎。すでにUCLAの教授職も辞してきたという彼の教授選への意気込みに、加藤は危機感を募らせる。そんな折、不在の朝田宛てに急を要するフランス語のメールが届いて…(第91話)。
●本巻の特徴/教授選第三の候補者・国立笙一郎。UCLAからやって来た最強の黒船が、医局を震撼させる! 一方、もう一人の候補者・霧島も本格的に動き出し、教授選はますます予断を許さぬ状況へ──!!
●その他の登場人物/伊集院登(明真大学付属病院・胸部心臓外科の研修医)、木原毅彦(明真大学付属病院・胸部心臓外科の助手)、鬼頭直人(明真大学付属病院・救急救命部の教授)、 野口教授(明真大学付属病院・胸部心臓外科教授。院内での政治手腕に長けた、老獪な古狸)
感想・レビュー・書評
-
医龍 全巻セット(1-25巻) 50.00
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブラックジャックによろしくに、
人間の味をどばっと加えた感じ -
話の作り方がうまいのかグングン読めてしまう。
こりゃはまるな。。 -
ほんと濃いキャラばっか出てくる漫画だ。どいつもこいつも相手の裏をかこうと虎視眈々と狙ってるから一息つく暇もない。油断ならない。
あと気になるのは国立先生の息子さんの無気力さ。まああんな親父さんじゃうんざりしてしまう気持ちもわからないではない、けど一体なにが理由なんだろう。 -
ネット社会である現代では、オンラインで手術を見ることも、指示することも、そしてもっと未来では手術をすることも可能になってくるのかもしれません。
そうなれば、不足しているといわれている麻酔医を病院外から担当したり、機会の力をもっと有効に使うことができるかもしれません。
第12巻でもオンラインで海外の医師が助言を求め、日本から手術の指示をするシーンがあります。きっと法律でさまざまな規制がかかってくると思いますが、命を一つでも多く救うためにもっと進んでもらえたらと思います。
また、この巻では「霧島の演説」が注目です!
彼は何を武器に選挙戦を挑むのでしょうか?
彼も昔の彼ではありません。
この巻を読んだ後、霧島も十分教授になれる器だということを思い知るでしょう。強敵の出現ですね。 -
朝田はUCLAに行ってしまうのか!?
-
このマンガは絵が大きい。
普通4段くらいで組まれてるものが、このマンガは3段もしくは2段がほとんどなのでそれでどうも粗い感じがするんですね。
ディテイルの話を書き込んでいくというよりインパクトで押すという感じですかね。
教授選という少し入り組んだ話になってもそのあたりでやや物足りない。 -
保存
-
木原の下の名前を知っているか?
……… いえ。
だろうと思ったよ。
俺も、 そんな木原と同じただのありがちな凡人だ。
加藤は若い世代を育てる事で、改革を進めるつもりらしいが。
木原のような、
なんの取り柄もない、 今さら変わることもできない男たちはどうなる!
お前たちには見えないかもしれないが、 大多数が木原のような平凡な人間だ。
患者軽視と言われようが、 誰かが彼らの存在を守らねばならない。
――俺は、 今は凡人である事を誇りに思う。
平凡な人間たちとと共に、 根を生やして生きていけるのだからな。
毅彦、
木原毅彦だ。
相手を人だと思うなら、 名前くらい覚えておけ。
俺は、 負けて初めて他人を愛する事を知った。
朝田は、 患者しか愛せない。
あいつは、
お前の事も愛しちゃいないよ。
(第95幕 権力の渦)