花もて語れ 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (2011年3月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091837899
感想・レビュー・書評
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ハナの気持ちが満里子の硬い気持ちを溶かす
そして、二人に与えられたリレー朗読の課題は
「花咲き山」
初心者の二人はどうなる? -
1、2巻と読んでみて自分には合わなかった。朗読という題材は非常に面白いので残念。
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朗読マンガ。
でも、朗読マンガというよりは、解釈ウンチクまんがだと思ったりもします。
実際の朗読は、マンガからは聞こえてこないから、それをなっとくさせるための「解釈」なんだろうなぁと思います。
本当のところは、解釈がちゃんとできたとしても、朗読までには、深い溝があるような気がします。 -
テーマは朗読。本を読むのは、多分に個人的な経験だと思っていたけど、声に出して読むことで周囲に伝播する。視野が広がり、新しい可能性を感じる良作^_^
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ハナの「やまなし」(宮沢賢治著)の朗読を聞いて、心動かされるマリコ。後に、春と修羅の朗読を返す。
朗読が題材というのもいい。昔、教科書に出てきた気もするが、定かでない。もう一度、読み直したい話、多数。
ハナは、上京してきて、うまく友達が作れない、会社では仕事も大変、声が小さいと怒られる。という踏んだり蹴ったりな状況の中に、朗読という打ち込めるものを偶然見つける。打ち込める物がある人は強い!
折口先生に再会した時が楽しみ。 -
宮沢賢治さんの本を読んだことないけど、読んでみたくなりました。片山ユキヲさんは見せ方がうまいですね。満里子さんの葛藤しているところとか。一気に引き込まれる。
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再読ー。
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朗読をテーマにしたマンガの第2巻。月夜に本が雁のように飛んでいく表紙が好き。
第1巻の最初の「試練」と対峙し、また友人を得ていって物語が動き出していく。第1巻から続いて宮沢賢治の「やまなし」、「春と修羅」、高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」をとりあげている。「春と修羅」は巻末に詳細な解説がついているところにかなり気合がはいってるようだ。
全般を通してマンガの場合はその性格上、どうしても表現が大袈裟になることが多い。特に絵では表しづらい味や音についてはどう視覚化していくかは大きな問題のひとつでもあるし、雑誌の連載ものであれば打ち切りとの闘いも考慮に入れて、大きくメリハリをつけていくことも必要になってくる。このマンガも多分に表現が大げさすぎるように思える部分も多々あるが、それ故に仕方が無いのかなとも思っている。