ホムンクルス (1) (BIG SPIRITS COMICS)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1195
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091870711

感想・レビュー・書評

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  • ワタシ、なんでこの本読んどんやろ…。


    やめたいのに、そうさせてくれない…。

  • 迫力がすごい。
    どんどん引き込まれて一気読み。
    二つ目の穴を開けるあたりからの、狂気に近いものがすごい。
    人間を見つめるという意味で文学なんだと思う。

  • 山本英夫の描く精神世界はなんかもう本当にヤバい。ハッキリ言って、作品中にはあやしい人や危ない人しか出て来ない。
    トレパネーションは危険な行為なので、くれぐれも真似をしないように。

  • 全15巻、読了。

  • 全巻読んだけど、改めてというか
    初めてというか、他の人に見えるものは
    自分の一部なんだなという実感に似たようなものを得た。
    深く知ることが出来たと言った方がいいかな?

    最後はちょっとつまらないし、キモイ感じで終ったけど
    途中までは他人は自分の鏡ということを
    色んなパターンで見れた気がする。

    自分に付いたのはどんな意味なんだろう?
    自分の物にしたってことか?
    自分は解決してない問題が明らかになったってだけか?

  • 頭蓋骨に穴を開けて幻覚を見る男の話。だいぶ読み手を選ぶ内容だ。

    頭蓋骨に穴を開けて病気を治そうとする治療があり、トレパネーションと呼ばれるらしい。作中の男は、トレパネーションを施術し、人間を通常の外見で捉えることができず、自分の精神を投影した外見で捉える。投影された外見はその人の精神を反映した外見となり、それを見ることでその人の悩みや本質を見抜く。男は、幻覚を見続けるにつれて、それを理解し、最後には幻覚は自分の内面の投影だと考えるようになる。


    この作品にはストーリーがなく、男の精神の移り変わりのみが描かれる。普通に見ると訳分からん作品だと思う。よく分からず始まり、よく分からず終わる感じだが、描かれているものは中々おもしろい。俺は結構自分で物事を深く考えるほうなので、こういう作品は嫌いじゃない。

    男が最終的に見るようになったものはある種の境地に近い気はするが、ある意味物事の本質を言い当てているのではないかと思う。人は、必ず自分の目と相手の外見を通してしか相手を見ることができない。そして、相手の本質を理解しようとするとき、相手に自分を投影して理解しようとする。もし外見を取り払って直接精神を見ることができたら、正しく相手に自分を投影することは難しいだろう。作中で男も苦労している。しかし、正しく相手を見ることができたら、きっと自分が見えるに違いない。

    単純にストーリーを見ると単なる頭のおかしい男の話だが、作品が男の精神を描こうとしたものと捉えると別のものが見えてくる。他人の精神世界を見るのは正直気持ちのいいものではないので、読んでる最中も読み終わった後も微妙な感じだが、作者が描こうとしたものを想像しながら読むとそれ以上のものが見えてくる。この作者の作品はこの作品しか読んだことないが、独特な世界の見方と描き方を知っているのだと思う。

  • 途中からそんなに気にならなくなってきてしまったけど最初読んだときはすごい面白い!って勢いで読めました。

  • 殺し屋1後の作品。どんな終わり方するんかなと期待してたけど、こ〜いう終わり方か。って感じ。ひきつける魅力はあるけど好みわかれるやろなぁ。

  • 話は斬新だし、画もそこそこ面白いが、ストーリーの展開が停滞してる

  • 浮浪者になりきれない正体不明で虚言癖のある名腰に近づく、「ウマイ話」。頭蓋骨に穴を開けるモニターになれば70万円くれるという……。

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