ぼくんち<全> (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 630
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091877017

感想・レビュー・書評

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  • なぜか懐かしくなる。あんなクソみたいな社会で暮らしたことはないんだけれど。

  • 満点!シアワセについて考えてみよう。

  • 前から友人が西原理恵子にハマっていたんですが、私は読んだこと無くて、「ぼくんち」が映画化されたときに他の人からの薦めもあったし、1冊にまとまって発行されて買いやすかったため購入。よかったです。あんな絵柄ながら泣けます。

  • ビッグコミックスピリッツで掲載されていた西原理恵子さんのマンガ。
    どん底の環境でたくましく生きる家族の物語……というのが一番わかりやすい説明であり、たぶん、一番ニュアンスを伝えられない説明だと思います。
    どん底の環境ということに間違いはありませんし、そのたくましさも番人に認められるものでしょうが、そこに悲壮感はありません。あるのは家族のあったかさ(それも背伸びをしていない等身大のもの)だけです。

    家族、幸せ、仕事、出会いと別れ、生と死……。さまざまなことを考えさせられる作品ですが、なによりすばらしいのは、こういった哲学が先行した作品ではなく、ある家族を描いていたら、自然とそんなテーマがにじみできたということでしょう。
    手元に置いて、折に触れて読み返すべき名作です。

    スピリッツとりあたまコミックス版(全3巻、オールカラー、各1000円)の方がオススメですが、たぶん入手は困難だと思います。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西原理恵子の作品

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