ぼくんち<全> (ビッグコミックス)

著者 : 西原理恵子

• 小学館 (2003年4月12日発売)

感想・レビュー・書評

[booklogmahalさんの感想 · 2012年3月25日]

映画化されてるものはいくつか映画では知ってはいたものの、
最近西原理恵子のインタビューをラジオで聞いておもろい人やなあと
興味を持ち、初めて作品を読んでみた。
「泣ける」というだけに収まらない凄みがあった。
やはりこの人はただものではないのはたしかだ。

[makichangさんの感想 · 2011年12月1日]

絵がとりあえず雑！！
だが、それがいい！！！
ある極貧中の極貧の島に住む兄弟にお姉ちゃんが突然増える。
無法地帯ゆえに毎日起こる珍事。
お金は大事だけどお金じゃない。
生きていく上で本当に大切な事を教えてくれます。
(んな大袈裟な)

[iwasi7さんの感想 · 2011年11月27日]

　この画力で泣かされるとは思わなかった。
　くやしい。

[静さんの感想 · 2011年10月23日]

人生で一番泣いた漫画。
生きるということはこんなにもしんどくてこんなにもみっともなくてこんなにも愛おしい。
傑作という格好付けた言葉で飾りたくない、まごうことなき傑作。

[yama80さんの感想 · 2011年8月29日]

あたたかさと
せつなさがつまった一冊です。

[nago777さんの感想 · 2011年8月27日]

傷つけて苦しめて傷つけられて苦しめられる、それ以外の人生を選べなくても人は生きていく

何度読んでも「おれの大事なねえちゃんなんだ、どうかゆっくり行ってくれ」が耐えられない

サイバラ漫画の中ではこれとゆんぼくんが好きだな

[ofjさんの感想 · 2011年1月31日]

汚くて、貧乏で、最低なこの街。
みんながみんな、
盗んだり、殴ったり、身売りをしたりして暮らしている。
悪いことをしているようやけど、
ほんとはみんな幸せになりたいって思ってるだけで、
やさしい心を持っている。大切にしたい誰かがいる。
ただなんでか、うまくいかない。
人間ってせつないよー　と思い、
いちいちうるうる泣きました。

[kanameguさんの感想 · 2010年9月22日]

サイバラ本をよみはじめるきっかけの本。シュール！

[pujirikoさんの感想 · 2010年7月26日]

だいぶ昔にふと、手にとって読んだ、この漫画。
これで西原さんを知ったわけですが、いや、これは最後に心が持ってかれました。
ボロボロ泣いて何度も読み返した記憶があります。
間違いなく、西原さんの最高傑作だといえる作品です。

[あめぴん屋さんの感想 · 2010年3月12日]

唯一無二。

著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」