ぼくんち<全> (ビッグコミックス)

著者 : 西原理恵子

• 小学館 (2003年4月12日発売)

感想・レビュー・書評

[えれさんの感想 · 2008年1月2日]

西原ってどうもやさぐれてる旅好きおばさんのイメージしかなかったのだが、これをよんですげーって思いました。子供が主人公だけに言葉の選び方がシンプルで研ぎ澄まされてる。底辺における幸福論（きだ）

[hiro20xxさんの感想 · 2007年12月31日]

世界で一番君が好きや

[chickincopさんの感想 · 2007年10月23日]

西原初体験。
物凄い密度で物凄い話の連続。
でも淡々。

[tacosさんの感想 · 2007年10月10日]

さいばらぁ！見開きで１話完結（でも話は繋がっている）、どこからでも始められます。人生なんとかなるわぁ！という気になれます。このあっけらかんとした感じを出せるのはマンガならではだなぁ。ニコニコ顔でえげつないことやりますからね、ここの登場人物さんはｗドラマとかじゃ現実が重過ぎるもんなぁ〜

[音嶺さんの感想 · 2007年7月4日]

「泣いたら腹が膨れるかぁ！！」
と、かのこ姉ちゃんの叫びが、胸に響く。
「絶対は無いって、いつも言ってるだろ」と言う、こういちくんのお姉さんの言葉。
凄く胸に響く。西原先生は、とても淡々とした感じに、いつも私達読者に世界を見せてくれるけど、この本は、私のバイブルみたいなもの。
　西原さんの世界が凄く味わえる作品だと思う。
そして、私は、多分この本は一生手放さないと思う。

[千さんの感想 · 2007年3月7日]

やさしいやさしい人たちの、あまりにもキッツイ現実。
でも決して目を背けてはいけない。
涙を流しながらでも、笑って読むべきまんがです。

[kameさんの感想 · 2007年3月4日]

これで５００円は安すぎる

[dimtayさんの感想 · 2006年12月3日]

何度読んでも泣ける。

[こっそり横丁さんの感想 · 2006年9月30日]

たとえ美しくなくても、強く、明るく、楽しく、生きることは誰にでもできるんだなと感じさせられました。

[ＨＡＧＥさんの感想 · 2006年7月27日]

海辺の貧乏な町で生まれた兄弟の物語。
時々入る毒の入ったジョークは、底辺を生きる自らを笑った雑草のような強さがある。
西原イズムの集大成。

著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」