潜熱 (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 402
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091893475

感想・レビュー・書評

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  • 瑠璃にとって逆瀬川の魅力ってなんだろう。
    親子ほど年が離れているとか、まともな職に就いていないとか、未知の要素が魅力的に感じられる感覚?
    (大学一年生の夏って未知のものにたくさん囲まれているから、それへのハードルが低いのかもしれない)
    同世代チャラ男の「かわいい」は怖くて、逆瀬川の「かわいい」は怖くないところとか……?

    トモちゃんがすごくいい子で、瑠璃とのやり取りをみてると和む~~

  • ネットカヘでフラフラ歩いていて、特に話題のコーナーにあるわけでもないのにふと手に取った一冊。

    とにかく描写が綺麗。卓越した画力というわけではないのだが、女子大生の背伸びしている若さと奥底に潜む艶やかさの混ざった表情や、マンガヤクザ特有の悪いことしてるのに落ち着いて優しそうないい大人感。色々と自分にばちっとはまり過ぎて、他のこと考える間もなく読了。

    瑠璃が逆瀬川にのめりこむ以上にこっちが作品にのめりこんじゃったよ。

  • 全巻既読。
    ただのお伽話的なロマンティックな話ではなく、とてもリアリティーにあふれていたと思った。
    自ら茨の道を選んでしまったなぁ。続編が見たい。

  • 前情報なしにたまたま書店で見かけ、表紙と帯文に惹かれて購入。

    もともと男女の恋愛モノに興味があったが、最近になって年の差や立場(身分)の差などにも興味が出てきた自分にとっては、女子大生×ヤクザの恋愛というのがど直球の内容だった。

    『潜熱』というシンプルでありながらくぐもった雰囲気のタイトル。青を基調にした静かで儚げな表紙。帯文の「悪い人を、好きになりました。」という真っ直ぐでありながらそれ故危うい無垢さを内包した主人公を表した一文。各々が絶妙に内容を沿っている。そして、それらの印象を裏切らない、むしろそれ以上の読み応えを感じた。

    多くの方に読んで頂きたいのは大前提とした上で、それでも多くの人と開けっぴろげに語りたいというよりは、作品の雰囲気そのままに密やかにこそっと胸にしまって、これからの話の続きを静かに楽しみたいと思える、そんな作品でした。

  • なにこれすごいいい……。
    主人公の流されやすいのに負けず嫌いな一面と芯の強さがたまらない上に
    おじさんのなんか駄目な感じなのに読んでいるこっちも惹かれるほど魅力がある。

    好きだなあこの漫画。この先本当に楽しみ。

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