BANANA FISH (7) (小学館文庫 よA 17)

著者 :
  • 小学館 (1997年4月17日発売)
4.00
  • (87)
  • (33)
  • (87)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 634
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091911674

作品紹介・あらすじ

ニューヨークを舞台に描く大長編ロマン。

季月龍の恐るべき陰謀。 それは一族への激しい憎悪からうまれた戦慄の復讐計画だった。 ゴルツィネと手を結んだ月龍は李財閥の全権力を奪い取り、一方、ゴルツィネはバナナフィッシュ・プロジェクトの奪回に成功する。 アッシュを攻略せよ! マフィアの頂点に立った2人が秘策を練る。 彼らは、アッシュの唯一の弱点・英二をターゲットに定めた。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  防戦一方だったアッシュたちが、人心地ついた後、反撃に転じ始めた。守勢に回りがちだったのが嘘のように、逆襲の手つきは鮮やかで、彼の強みは、自分自身は勿論、人を使うことで引き出されるのかもなとも思った。
     本格的に攻勢に回る直前、エイジとアッシュの気のおけないやりとりは、大分打ち解けた感じがあって良かったし、エイジの特別性(単に純朴ではなく、人を和ませる雰囲気がある)に伊部が触れて、それがアッシュにとっても心地良いのだとして、彼らの関係性が形成される説得力が補填されていた。実際に年相応のやりとりをする二人を描いたあと、それに触れる情報の出し方も上手かったなあ。
     それだけ仲がいいのに、ふとした瞬間には線を引かざるをえなかったりするのもまたいい。
     シン・スウ・リンの分別のよさというか、理性的な部分も結構好き。
     ただちょっと、アッシュがなんでも出来過ぎ感はある。エイジが本格的に庇護される立場になったことも手伝って、スパダリ感があるというか。

  • ここにきてまた新キャラ登場ということでまたこれがクールで美しいかたなのだった。もう殺すのはやめなはれ。

  • 蜀崎ェュ縲ゅラ繝シ繧ケ繝ウ蜊壼」ォ縺ィ縺?≧縺翫∪縺台サ倥″縺ァ繧「繝?す繝・縺ッ閼ア襍ー縺ォ謌仙粥縲ゅお繧、繧ク縺ィ繧ょ?莨壹r譫懊◆縺吶?よ搦荳?譌丈ケ励▲蜿悶j縺ィ縺?≧驥取悍繧呈戟縺、繝ヲ繧ィ繝ォ繝ウ縺ィ繧エ繝ォ繝?ぅ繝阪′謇九r邨舌s縺ァ縲√→縺?→縺?ヶ繝ゥ繝ウ繧ォ逋サ蝣エ縲ょキサ譛ォ繧ィ繝?そ繧、縺ッ螻ア譛ャ繧ウ繝シ繧ソ繝ュ繝シ縲

  • 登場人物みんなアッシュが好きすぎてなんだか笑えてくる。みんなアッシュに片想い……。

    なんで、エッセイでいつもネタバレするんですか?文庫だから一度読んだことがある読者前提なんでしょうか。
    おしまいをわかっていながら読むって。でも、面白さは変わらない。

  • 最初は無自覚に、近頃は自覚して英二を大事にしているアッシュを見ていると胸がキュッとします。
    それはそうとユーシスの美しさといったら…

  • 2017年6月22日

    Cover Photo/Akimi YOSHIDA
    Cover Design/Eiichi SUEZAWA

  • やっと合流できたアッシュと英二。月龍とパパディノが手を組んで不気味さ倍増。殺し屋ブランカがいい人そうなのが却ってこわい。

  • 2011年10月24日初読
    2012年9月1日再読

  • 英二がとにかくお姫様。再会、そして同居。三巻に続きあとがきが地雷。

  • おいいいいい!!!
    だから解説でネタバレするのやめろよおおおお!!!
    何度も引っかかる私も私だ!

    大人しければ物語が進まないのは重々承知だが、英二のどんくささに物凄く腹が立つ。これだけ腹が立つのは何度も言うが物語にのめり込んでるからで、それだけこの漫画が力を持ってて魅力的という事!
    アッシュがはじめて敵わないと思うお師匠さん登場で、これまでとは違う流れになるかも?
    初読でいっき読みして熱くなってる。

    一日経って少し変わって分かった。
    アッシュは英二の強さ弱さに関係無く、傍にいて欲しいから守ろうとする。何で傍にいて欲しいか。何気ない会話、しぐさに癒され、より前向きになれるから。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

吉田秋生の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×