ポーの一族 (1) (小学館文庫 はA 11)

著者 :
  • 小学館 (1998年7月17日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091912510

感想・レビュー・書評

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  • やっぱりいつ読んでも良いものだ…。
    自分の中の吸血鬼像の美しいイメージは、主にエドガーから来ているのではないかと思う。
    ただ美しいだけでなく一編一編が読んで面白いというのも凄い。
    ところで、今回読んでいて今更ながらエドガー・アラン・ポーの符牒に気が付いた。

  • 何度読み返しても、初めて読んだ時に感じたものと変わらぬ思いが鮮やかに蘇る。

  • 少年のまま不死(パンパネラ)となったエドガーの
    物語。魅力的なイギリスの貴族の香り。エッと思わせる話運び。音楽が流れているような美しい詩の数々は当時の私の心をわしずかみにしたのでした。
    私を漫画好きにした原点漫画です。
    http://edoga.blog22.fc2.com/blog-entry-555.html

  • なぜかわからないけど胸が抉られるように切ない。切なくて、それでいて美しい。耽美的、納得。
    エドガーはひとり死のない生を生きるのがさびしくて、辛くて、アランを一族に引き入れた。
    アランは愛に飢えて…
    自分はもはや普通の人として暮らせないとわかっていても、それとも人と関わらずにはいられない。
    エドガーはそれこそ時を超えて人々の記憶に刻まれたのだ。
    最後がもう本当に苦しいくらい切ない。死ぬことが安息なのだろうか。果てのない生を生きるのは辛すぎるのか。エドガーはどうなったのだろう

  • 今のBLとは一線を画す。魂の透明さみたいなものを感じる。

  • 悠久の時を生きる人々の物語。子供のまま永遠に生き続けることが耐えられなくなったエドガーは、アランを強引に一族に加えてしまうのです。必読です。

  • フラワーコミックスの順番に慣れているのでこちらはあまり読み返してません・・・

  • 図書館 借読

    密度がすごい。。。
    美しく耽美的。

    帰ろう、帰ろう、遠い過去へ。
    もう明日へは行かない。

    が、すごく心に残った。
    永かったね、やっと幸せに帰れたね。

  • だあれが殺したクックロビン

  • 研究者が必要な漫画。やっぱりおもしろかった。

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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