お~い!竜馬 (5) (小学館文庫 こA 35)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 88
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091934055

作品紹介・あらすじ

学問ダメ、剣もダメ。おまけに泣き虫で寝小便たれ…後に、この少年が日本を変えた幕末の風雲児・坂本竜馬の青春を描ききった名作、ついに文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 岩崎弥太郎登場。ボロボロやな(笑)。
    武市瑞山は酷いなぁ。熱意はあってもレベルが低い…のは仕方ないのか。
    しかし、乙女姉さんあっての竜馬ですね。

  • 今を生きる男・坂本竜馬の生き様を描く!!
    脱藩した竜馬を待っていたのは
    少年の頃助けたジョン・エリックだった。
    彼とともに異国の地・上海を訪れた竜馬は
    長州の高杉晋作と再会。
    共に中国(清)の置かれている実情を目にし
    日本の未来を憂慮する。
    世界を見ようというジョン・エリックの誘いを断り
    日本へ帰った竜馬は、京都、江戸へ…
    一方、幼なじみの武市は『土佐勤王党』の
    党首として勢力をにぎり、
    以蔵は〝天誅〟と称して人を斬り始めていた。

    ●主な登場人物/坂本竜馬(江戸の北辰一刀流免許皆伝の腕前。時代のうねりに血が騒ぎ、土佐を脱藩)、坂本乙女(竜馬を一番理解している姉)

    ●あらすじ/同じ土佐勤王党でありながら幼なじみの党首・武市に距離を置かれ行き場のない以蔵は、もうひとりの幼なじみ・竜馬に心の拠り所を求めて坂本家を訪れる。だがそこで聞かされたのは、竜馬が脱藩して土佐を発ったという衝撃の事実だった。一方その頃、吉田東洋襲撃を企む武市の計画は着々と進行しており…(第1話)。

    ●本巻の特徴/ついに脱藩した竜馬は旧友・ジョンの黒船に乗って、海の向こう上海へと旅立つ。一方土佐では、急進的に攘夷へと加速する武市らにより、大事件が引き起こされて…!!   

    ●その他の登場人物/武市瑞山(幼名・半平太。剣術を通して竜馬と親しくなった。一藩勤王を目指す土佐勤王党党首)、以蔵(竜馬の幼友達。土佐勤王党に属す、剣の達人)、ジョン・エリック(黒船で世界を回る貿易船の船長。昔、土佐で竜馬に命を助けられた)、高杉晋作(長州藩士で吉田松陰の弟子)

  • 友を捨て、大事な人を捨て、家族を捨て、生まれ故郷を捨ててまで、自分の人生を生きようとする竜馬。
    決して自分の人生の道はわからねど、今信じることを何よりも大事にする。
    孤独と大志は表裏一体。そして志の為に命を粗末にする竜馬には何度も魅了される。

  • 坂本龍馬の生涯をフィクションも交えつつたどる魅力溢れる作品です。小学生のとき、アニメ化されてNHKで放送していたんですよね(メインは少年時代)。僕は以蔵さんの大ファンでした。武田鉄矢の主題歌が意外と印象深かったなあ。

    漫画は、龍馬に限らず幕末の志士をはじめとした脇役の個性が際立っていて、内容も一品。幕末の歴史を学ぶうえでも重宝する仕上がりになっています。志士たちがどんどん非業の最期を遂げていくため、涙なしには読めません(泣)。

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