作品紹介・あらすじ
主人公ダレンに、バンパイアとして一人前として認められるための厳しい試練が課せられます。瀕死の重傷を負いながらも試練をくぐり抜けたダレンですが、予想もできないことが・・・。
感想・レビュー・書評
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続きが気になるーーーー!!!
ダレン・シャンシリーズはいつもハラハラ感があるけど、今回はハラハラしたところで終わるのがズルい!
高潔で格式重視なヴァンパイアたちだけど、試練を受けるダレンには人情深くて、お祭りでは大騒ぎするのが人間くさくて愛着湧いてしまった。
クレプスリーとの絆も深くなったのとてもいいし、ヴァンパイア仲間もハーキャットもみんな優しくて好き!
試練はどれも九死に一生でハラハラだったけど、まさかこんなことになるとは…!
続き気になるけど、悲しいことにはなってほしくない(;_;)
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4〜6巻がひとつのストーリーになっているのに気付かず、5巻までしか借りてこなかった自分…!!
ものすごくいいところで終わっている5巻目。
ダレンシャンの試験と、バンパニーズ事件が大きく動き出す。はやく6巻読みたい。
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これは終盤読むのが非常につらくなります。
関わったバンパイアが割とその色が強いにしても
あまりにも払った代償は大きすぎました。
今回はバンパイアの試練を
ダレンが受けることになります。
その試練の内容はどれも「死が待ち受ける」
大変危険なものなのです。
だけれどもある試練で思わぬ展開が
待ち受け、彼は死を待つしかなくなったのです。
だけれども…
これからの困難が見えてきそうな予感…
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高校の時ハマってから、2度目のダレンシャン。
小5の娘と旦那と読み直してます。
あーーーここまで来たか!カーダの裏切り!
あーー!!!
と、2度目でも相当楽しく読んでます。
が。
やっぱりダレンあんまりにもご都合よく話進むのはあるかもなぁ。と、2回目冷静に読んだらちょっとだけ思う今日この頃でした。笑
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試練。最後の試練で掟を破ったのは、そして逃げたのは、どう繋がっていくのだろう
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バンパイアの掟に反して子どもをバンパイアにしてしまったクレプスリーが断罪された前巻。
クレプスリーを助けるために、ダレン・シャンは力量の試練を受けることになった。
そもそも命の保証がないような試練をいくつも受けなければならない掟っていうのが過酷過ぎる。
ダレンは子ども(の姿)で、半バンパイアであることから、いくつかの試練は免除されたものの、水の試練、針の試練、火の試練と立て続けに試練を受け、体はもうボロボロだ。
そしてついに4つ目の、バンパイアの血を飲んだ猪と戦うという試練で、絶体絶命のピンチに陥る。
その窮地を救ったのはリトル・ピープルであるハーキャット。
試練のピンチを他人に救ってもらうなど、あってはならない掟違反。
ダレンとしては試練で命を落とすか、処刑されるかの2択。
そんなとき、次期バンパイア将軍のカーダが、ダレンを逃がそうとする。
しかしそのことがまた、ダレンの運命を変えていくことになる…のではないかな。
ダレンはまた大切な人を失うことになった。
ひとりは命を喪い、ひとりとは信頼を失った。
ダレンが生きていこうとするだけで、誰かの命が喪われていくのはしんどいな。
裏切者にもそれなりの理由があり、けれどそのために大切な人の命を奪うことには決して納得がいくわけがなく。
バンパニーズたちの動きが活発化する時、ダレンはどう生きるのだろうか。
いつまでも子どもではいられない。
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シリーズ第5弾。
クレプスリーがバンパイアマウンテンに行くことを決めたのは
ダレンをバンパイアにしてしまったことを裁かれる為だった。
誰しもがクレプスリーを非難し、処罰を望んだが
話はダレンが、半バンパイアとしての力量を持っているかの
試練を受けることで、クレプスリーの行為を判断する事になった。
誰もが失敗すると思っていた試練を乗り越えるダレンを
バンパイア達はこぞって応援した。
ところが予想外の事が起こり・・・
予想外も予想外。怒りに震えるというのはこのことよ。
ってことで、すぐに次を読もう。
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シリーズ5作目。
4作目から6作目までで一つの物語を構成している、その中盤の作品になります。
前作で、自身の力量を見せ、バンパイアとして認めてもらうために「試練」を受けることになったダレン。
半バンパイアとして能力が劣る部分もあるなかで、持ち前の負けん気と機転、そして運を味方につけながら次々と試練を突破します。失敗すると「死」という過酷な状況で奮闘していたダレンでしたが、ついに試練をやり遂げることができずに「死」を宣告されることに。
誇り高く「死」を選ぶのか、利をとって「逃げる」ことを選ぶのか、周囲のバンパイアもダレンを救おうと頭をひねりますが「掟」を覆すことはできず……。
そのなかでダレンに救いの手を差し伸べたのは元帥への叙任を間近に控えたカーダでした。
試練一つひとつの描写は、緻密とはいいがたい部分もありますが、ダレンが精いっぱい努力している様子が克明に描かれていますし、ハラハラしながらページをめくることができました。
また、前作よりも「山場」となる場面もふんだんに含まれており、6作目でどのような形の結論につながるのか、とても楽しみな展開になっています。
ダレン・シャンの作品