- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092897540
作品紹介・あらすじ
朝読に! ケータイくんが運ぶほっこり物語
「古いものを大事に使うと、いいことが起きるんです!」
最新のケータイ電話たちがつぎつぎ売れていく電器屋さん。
でも古いガラケー電話のケータイくんは、
もう一年も売れのこっています。
そんなある日、ひとりのおじいさんフジワラさんがやってきて・・・・・。
携帯ストラップのかわいいお人形「りこじい」も登場して、
笑いあり、事件あり、ほっこりありの心あたたまるストーリー。
小学館児童出版文化賞(『ケイゾウさんは四月がきらいです。』)、
野間児童文芸賞(『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは・・・・・』)受賞の
実力派作家・市川宣子さんの最新作です。
感想・レビュー・書評
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ガラケーのケータイくんとフジワラさんの心暖まるストーリー。意外と嫌いではない。
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子供小学生向けに書かれた小説で とても心温まる内容なのだけれど 作者は年配の人 ということが 分かってしまう そんな 昭和回帰の内容だ ガラケーで コミュニケーションして みんなが集まり 地域活性化する 振込サギが 出てくるが 無事回避できた 挿絵は元は刺繍の柄なのだろう 綺麗に彩飾されて いることが予想されるが ページが白黒なので とても残念だ
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電器屋さんで売れ残っていたガラケー電話ののケータイくん。買ってくれたのは「フジワラさん」というおじいさん。ケータイくんが家にきてから、娘の文子さんや孫のりこちゃんとも連絡が取りやすくなり、寂しかったフジワラさんの日常はにぎやかで楽しいものに。でも、そんなある日、フジワラさんに事件が起こります。フジワラさんを守るためケータイくんは…。
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電気屋さんで1年も売れのこっているケータイくん。ある日、はじめて電話を持つというおじいさん、フジワラさんに買ってもらいました。はじめはどこからも電話がかかってこないし、ひとりぐらしのフジワラさんは、だれとも話をしない日が続いていました。そんなある日、フジワラさんの娘の文子さんと孫のりこちゃんがやってきて、ケータイくんに番号を登録しました。その日からケータイくんは、いろんな人とフジワラさんをつなぎはじめて…。やさしいみんなの気持ちがうれしいお話。