ダレン・シャン 10 精霊の湖

  • 小学館
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感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092903104

感想・レビュー・書評

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  • 子どもって本来、残酷なものに対する興味と耐性はおとなよりあるのだと思う。
    それはたぶん、何も知らないから。知らないからこそ、恐れを知らずに平気でそういうものを楽しんだりする。
    大人はもういろいろと知ってしまって、痛がり屋、怖がり屋になっていて、そして、他人の痛みを我が事として考える経験も積んでいるから、子どもよりも早くブレーキがかかる。

    この本は、ブレーキのかからない子どもの無邪気な残酷さがすごく良く出ているような感じ。
    そして、……悲惨な物語の中で、子どもはブレーキのかけ方を痛烈な経験から学んでいく、というような。

    男の子と、一部の数少ない女の子のための、あたらしい残酷童話。
    たぶん、この物語が残す何かは、大人になってもまた新しい意味を持って響き続けるのだろうと思う。

    大好き。

  • n.

  • いつもよりファンタジー。
    ハーキャットの前世がわかった!!

  • ハーキャットの正体
    この巻はバンパニーズとの戦いから少し間をおき、ずっと気になっていたハーキャットの自分探しの旅にダレンと共に出発します。
    要所要所に、ミスター・タイニーが絡んできます。
    ハーキャットの正体はここでは書きませんが、ミスタータイニーの一言一言にとても興味をそそられ、過去と未来、善と悪、まさに入り乱れてミスタータイニーの思わんとする道はなんだろうと考えてしまいます。
    あと少し、全てのなぞは解き明かされるのでしょうか?

  • 前巻で起きた出来事が暗い影を落としているが、それを乗り越えていく人物たちの姿には胸を打たれた。<BR>
    人々の心理描写が生々しい作品だと思った。<BR>
    この作品がどこかリアルなのは、まるで実際にそこにいるかのような人々の言動にある気もする。<BR>
    闇の世界の一部を垣間見ているかのように錯覚させる残酷さと、友情と冒険の感動とどきどき感がとても魅力的。<BR>
    今回も新たにキャラクターや生き物が新登場。<BR>
    ハーキャットの自分がかつて何者だったのかを知るための旅がメインとなっている。

  • グロテスクがその名の通りグロテスクですね。

  • この巻は期待はずれ。
    レギュラーな登場人物が少ないからなー。

  • 早く大王倒さなくて良いのかなーって

  • ハーキャットの正体・・・・。あの方が亡くなって、もうダレン読むの悲しいからやめようと思いつつも読んで、やっぱりもうすぐで終わりだし、読もうという気持ちにさせてくれた巻。でも、やっぱ悲しいorz
    ダレンは本当に読後感が・・・・orz

  • 読み出したら止まりません。泣けるしワクワクするし、児童書の大切な要素を全部集めたような本です。

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