スカルダガリー 2

著者 : デレク・ランディ

• 小学館 (2009年5月27日発売)

作品紹介・あらすじ

どんな危険に直面してもユーモアを忘れない不死身の探偵スカルダガリー。彼の力で魔法の才能に目覚めた13歳の少女ステファニーは、名前をワルキューレ・カインと変え、世界中の悪を取り締まる"聖域"の一員として戦うことを誓った。スカルダガリーとワルキューレの前にあらわれた新たな敵は、かつて"聖域"が封印した「顔のない邪神」をよみがえらせて、世界征服をもくろむ邪悪な魔術師バロン・ベンジャス。死体結合怪物、吸血鬼、巨大蜘蛛…、ベンジャスが繰り出す悪の化身たちを前に、スカルダガリーとワルキューレに最大の危機が訪れる。不思議なガイコツ探偵と魔法の少女戦士の物語。

感想・レビュー・書評

[rikoriko1221さんの感想 · 2012年12月30日]

邪悪な魔術師サーパインが、この世に魔術師たちの別世界が存在することや〈顔のない邪神〉のことやその復活を願っている者たちのことを知っていた叔父ゴードンを殺害してからステファニーの状況は一変した。骸骨の探偵スカルダガリーと出会い、自分が世界最古の魔術師たち〈古き人々〉の血筋を受けついでいることを知った。ワルキューレ・カインという名前を得て、自然現象を操る魔術を学ぶように。

サーパインの手下ベンジャスによって邪神を蘇らせようと怪物グロテスクエリーが作られたが、動きだすのを阻止すべく、スカルダガリーとワルキューレの戦いが始まる。

著者プロフィール

●デレク・ランディ［作］……ライター。代表作であるヤングアダルト向けファンタジー小説『スカルダガリー』シリーズは、欧米では2007年から現在まで続く人気作である。コミックの仕事としては、マーベル・コミックスで短編や増刊を手がけたあと、本書に先立つ2019年に『ブラック・オーダー：ウォーマスターズ・オブ・サノス』を発表した。

「2021年 『ファルコン＆ウィンター・ソルジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」