雨上がりのパリ

著者 :
  • 小学館
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093423892

感想・レビュー・書評

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  • エッセイといえば雨宮塔子
    それくらい彼女のエッセイを好き。
    言葉遣いが本当に上手。
    変わったことを言ってるわけじゃないんだけど
    普通の事柄を面白くおかしく素敵に表現しています。
    きっと彼女にとってはごく普通にそんな言葉が出てくるんだろうな。

    そして読んでいてとても気持ち良くなる。揺られてるみたいに。ゆらり。
    パリが大好きな私にとって
    これ以上ないエッセイなのです。

    彼女のエッセイを
    過去から読み続けていますが、
    私には少し大人に感じる部分が多い。
    20代の私は日々生きることに精一杯で
    目の前の仕事、恋愛が悩みの対象。

    私も結婚して、守るものができた時、
    もう一度読み返してみようと思う。

    彼女の言葉を借りると
    女としてではなく
    人として生きることを試される時に。

  • 読み終えたとき外で雨が降っていた。私もそろそろ、雨の中から出ていこうと思った。

著者プロフィール

1970年東京都生まれ。フリーキャスター、エッセイスト。成城大学卒業後、TBSに入社。99年退社後、単身パリに遊学。フランス語、西洋美術史を学ぶ。2002年に結婚、現在一男一女の母。著書に『金曜日のパリ』『それからのパリ』『小さなパリジェンヌ』『雨上がりのパリ』『パリごはん』『パリ アート散歩』『パリのmatureな女たち』などがある。

「2014年 『パリ、この愛しい人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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