- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093861779
感想・レビュー・書評
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びっくりするくらい印象に残らないサラーッとした恋愛小説でした。
文章も短かったですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2006年の秋くらいに読んだ本。
あらすじ:
付き合いはじめて3か月。幸せすぎるくらい楽しかった。でも、ある程度規則正しい生活を美しいものと感じてきた私は、ふと怖くなり、彼にこう告げた。こんな風に付き合うのは、私には無理かもしれない--。彼はゆっくり時間を置いてから、こんな提案をした。毎日死ぬほど会う生活をやめ、デートは週末に1回、電話は週3回にする。それで、無理だったら、もう一度考え直せばいい――。
全力疾走を終えたあと、ゆっくり並んで歩きながらトラックを周回するような日々。そんなある種健全で、美しいモラトリアムな時間が、ゆっくりと確かな時を刻み、輝きはじめる。
かんそう:
すごく、さわやかに、たんたんと進んでいく物語。
あまり記憶に残らない。
そうそう、「ルール」って大事なのかもしれないがー、
ルールさえあれば、不安になったり、自分の生活に支障があったりしないのかもしれないけどー、
「怖いくらい好きになる。それでもいいと思った」って言ってるなら、ルールなんて作らず、どーんってぶつかっちゃえばいいと思うし、
恋愛にかまけて、学業が疎かになるのも私はいいと思っちゃうけどね。
大学生だからできることじゃんっ!!!
二人の話だけじゃなくて、
男の友情(?)的な話も折り込まれてて、私はその辺のが好き。
毎週火曜日は、先輩の木戸さんの家で必ず鍋。酒。
先輩の言うことは絶対。
社会人になってからもそれはあてはまるようだ。
そんな、先輩・後輩の姿には憧れますねー。