スヌスムムリクの恋人

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 619
感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093862202

感想・レビュー・書評

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  • 男4人の幼馴染。
    そのうちの1人が性同一性障害で悩み苦しむ。
    3人は“3本の矢”となり彼女(彼)を守り、救おうとする。


    友情ってなんだい、
    愛情ってなんだい、
    優しさってなんだい、
    幸福ってなんだい、
    死ぬってなんだい、
    生きるってなんだい、
    真実の愛ってなんだい、



    『ねぇムーミン、分かるかい?』

  • 単行本で買っちゃったよ!サイコーですよ!!『薔薇のない花屋』とか見てなかったけど、たまたま手に取って大当たりだよ!!
    「キレイでやさしい、透き通るような物語」って感じかね。
    ノノを想う3人の気持ちが愛しくてたまらん。

  • 幼馴染四人の物語。
    それぞれの考えや、求める幸せ、相手の事を思う気持ちがとても素敵。
    よくも悪くも、若い高校生の気持ちがよく書かれています。
    四人の成長と、揺れ動く気持ちと。すごく丁寧に描かれていて、最後の結末にほっとします。

  • あ~~最高だった
    こんなにも覚えにくいタイトルの本だったけど
    よかったわあ

  • 2015.3.6読了。
    扱っているテーマは重いんだけど、なんとなく浮世離れした空気が漂う物語。これが野村伸司ワールドなのかな?姫と3人の騎士のお話です。
    大切な誰かに何をしてあげたいか、何をできるかは人それぞれ、そしてそれが相手が本当に望むことなのかもわからない。
    分かりやすいハッピーエンドではないけど、希望が持てるラストにホッとしました。

  • 最初は結末にどうしても納得できませんでした。
    しかし、最後まで読み終ってよく考えたら、この結末が一番どの人にとっても最善だったんだと思えました。
    この作品は性同一性障害についてだけではなく私に多くのことを考えさせてくれた一冊です。
    この本に出会うきっかけをくれたたあもさんに感謝です。

  • 単純にナオチャンとノノにくっついてほしかった。
    男女の生きることの考え方の違いに納得。

  • 「性同一性障害」について書かれた本です。「薔薇のない花屋」を書いた野島伸司さんが描くことを切望した至高の愛のかたち。同タイトルでマンガもあります。

    熊本学園大学:まい

  • 2013/09/13

  • 自分と同じような障害(?)を持つノノ。性という概念にとらわれずに誰かを本気で好きになることは綺麗だけれどとても辛い。好きになるより、好きになられる方がまし。

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著者プロフィール

1963年、新潟県生まれ。88年脚本家デビュー。数々の話題作を手がける。

「2015年 『お兄ちゃん、ガチャ(2)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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