満天の星と青い空

著者 :
  • 小学館
3.27
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本棚登録 : 107
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863384

作品紹介・あらすじ

舞台は修学旅行の京都。圧倒的な戦闘力と、冷めきった魂を持つ高校生・真吾。本が好きな可愛い女の子・鈴音。交わるはずのない二人が、出会ってしまった。突然訪れた世界の終末を前にして、二人は生き残れるのか?ギャグあり、恋あり、暴力あり、命がけの旅が始まる。描き下ろしサバイバル青春ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 西森博之が小説を書いたと聞いて。

    少々読み辛かったですが..文章になっても西森ワールド全開でした。
    作者あとがきにありましたが、お茶にごすの原点!確かにまーくんっぽかったです。

    マンガで読みたかった。

  • 頭の中に漫画が思い浮かぶストーリーでした。
    一緒に進んだ個性ある7人だったから最後まで人間らしく苦悩しながら進んだのでしょう。
    ただ、京都から来てるんだし、小田原が箱根の山越え手前って変だよね。
    もう越えちゃってるよー(*^o^*)

  • he, 'from today I..' author, is comic writer for me now.

  • 著者の漫画の読者である自分には映像が浮かぶ小説であった。
    逆に読んだことのない人はどう感じるのだろう。

  • 2013.3/12読了。
    ちょっと文体がかたくて読みにくかったけど、この作者らしさは出てたと思う。
    コメディが売りの作家さんだという認識だったが、この作品は別。
    大災害に見舞われた日本を舞台として、どこまでも墜ちてゆく人間たちのなかで希望を見つける高校生たちの物語。
    主人公は何にも興味を持てない、感情を失った少年、真吾。
    概ねこの真吾の視点を軸に物語は進んでいくのだが、笑えるシーンというのはほとんど出てこない。
    舞台設定が深刻で、また主人公の重い性格なだけに軽さや笑いをはさむと、作品が崩れる可能性はあったので、それは正解だったかと。
    作者はこのプロットを漫画にするのをやめて「お茶にごす。」という作品に焼き直したそうだけど、そっちも好きだったのでそのきっかけになった担当さんに感謝かな。
    こういう暗い趣の話は小説で読みたい。

  • ギャグ少な目。
    最近、中村文則の「掏摸」を読んだからかもしれんけど、そういえばこの作者の悪人の描き方って相当上手いことに思い至った。

  • 登場人物達が人間性を感じる瞬間が爽やか。さすがのストーリーテラーぶりだが、マンガ的文章はイメージが西森絵で固定されて良し悪しだなあ。

  • 面白かった。西森博之の作品のファンなら満足できる内容だと思う。

  • 2012年9月

  • 西森先生ありがとう

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