教場

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863551

感想・レビュー・書評

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  • □ 2145.
    〈読破期間〉
    2021/6/29~2021/7/7

  • 「2014本屋大賞 6位」
    九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1135077

  • 教場シリーズの第1弾。
    ドラマを見てから、原作を読んだ。ドラマは原作に忠実に作られている印象。読んで初めて意味が分かったところもあった。実際の教場がどんなところか、現実に忠実かどうかわからないけれど、作中に出てくる人は結構やばい人が多かった。たまたま何も起こらなかったら、警察官になっていたのかと思うと怖い。
    それでも、過ちを犯しても見込まれて残れる人もいる。そういう後ろ暗さとか、醜いところと向き合ったり、躓きを経験したほうがいいのかもしれない。現場で初めて困難に遭遇したら案外もろいものかもしれない。
    これほどいろいろ起こらないだろうけれど、このような経験を経て警察官になっているとしたら、感心する。風間教官に何があったのか、先は長そうだけど、読み進んでみたい。

  • 警察官になるための学校で繰り広げられる日々の日常。一般社会では感じることのない独特の世界観が新鮮です。

    風間教官のキャラクター好きです。

  • ドラマを見て、原作も読んでみたいと思ったので読んでみた。
    風間教官の凛々しさや、宮坂の真面目さが文章だけでもすごくわかりやすくて面白かった。

  • この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。
    警察学校初任科第九十八期短期課程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。
    必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。
    既視感ゼロの警察小説!

  • ドラマを見て一度原作を読んでみたいと思い手にとりました。ドラマでも思いましたが、人間って追い詰められるとあそこまで非情になれるのかと思いました。

  • 犯罪解明の専門家育成の場で繰り広げられる事件、
    だからこその巧妙さに面白さを感じました。
    ちょっとしたことやものがヒントであり、
    それを拾い上げる風間の優秀さ、
    そして風間の優しさは
    テレビドラマで受けた印象とは異なり、
    温かさを感じました。

  • 風間さんの察知能力 

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著者プロフィール

1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車」で小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年刊行の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」の1位、「本屋大賞」6位などベストセラーとなった。他の著書に『線の波紋』『波形の声』『群青のタンデム』がある。

「2022年 『殺人者の白い檻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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