ぼくの死体をよろしくたのむ

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 983
感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864558

感想・レビュー・書評

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  • 短編集

    ずっと雨が降っていたような気がしたけれど
    銀座 午後二時 歌舞伎座あたり
    良いラクダを得る
    廊下

    が特に好きだった。独特の世界観。じんわり読むのがオススメ。

  • 図書館で借りて読んだ。

    短編集。全て不可解な話。全く何が言いたいのかわからない。本のタイトルになっている「ぼくの死体をたのむ」だけは良い。登場人物ふたりのやり取りが暖かい。

  • 不思議な感覚に包まれる短編集。
    ちょっと不気味、狐につままれるようなものも多かった。
    クセは強め。自分はどちらかというと合わないのかも。

  • 短編それぞれに繋がりがあるのかと思えばそうでもなくて、どう読んでいけば良いのか難しいですね。

  • 精神年齢のとおりの外見で過ごせる場所の話、「スミレ」が良かった。

著者プロフィール

作家。
1958年東京生まれ。1994年「神様」で第1回パスカル短編文学新人賞を受賞しデビュー。この文学賞に応募したパソコン通信仲間に誘われ俳句をつくり始める。句集に『機嫌のいい犬』。小説「蛇を踏む」(芥川賞)『神様』(紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)『溺レる』(伊藤整文学賞、女流文学賞)『センセイの鞄』(谷崎潤一郎賞)『真鶴』(芸術選奨文部科学大臣賞)『水声』(読売文学賞)『大きな鳥にさらわれないよう』(泉鏡花賞)などのほか著書多数。2019年紫綬褒章を受章。

「2020年 『わたしの好きな季語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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