- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093874908
感想・レビュー・書評
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この本、家に一冊欲しいです。一つの時間軸を持った物語のような、散文のような詩のような文章。どこか幼いように見えるけれども妖艶さを併せ持った精緻な絵・・・。
言葉にするより、是非読んであの不思議な空気感を一度味わって欲しい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うのあきらさんの絵がすごくすき。
なんてゆうの、すべてがすてき?わかんない・だいすき -
あなたが、私が、全てのロマンチストな人が恋に破れ涙した時。気品とユーモアを併せ持つ白猫がオーナーを務める『白猫亭』では、そんな傷ついた心をゆっくり、ゆっくりと思い出に変えてくれる自分ひとりのためだけのメニューを用意してくれている。
幻想的とも魔術的とも思える宇野亜喜良のイラストレーションに彩られたディナーのひととき。読むものはしばし、ほのかな悲しみに満ちた世界をたゆたい、時に襲われるかつての心の傷を思い出してはほろりと涙を流す。
「どれも現実には食べられやしないじゃないか!」そんな下世話なことは考えては絶対にだめ。だって白猫亭のメニューは、恋に破れた心が食すものなのだから。心でいただく食事。
癒されない恋はない。『白猫亭』を後にしたそのとき、あれほど悲しみに打ちひしがれていた心が、さっきより少しだけ安らかな空気に包まれていることに、きっと気付くことだろう。 -
ちょっとグロテスク、エロティック。絵がかわいい!!!恋愛をメニューに仕立てる詩?による構成。絵本。
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「陶酔と哀愁に満ちた甘美な読書体験をお約束いたします。」と紹介されていましたが、正にその通りでした。
女性が繊細で美しい。 -
個人的観念や経験やらを取払って、純粋に「恋の美しさ切なさ」に浸れる。どこか影のある絵柄が好き。
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素敵、素敵!!
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独特の色彩で織り成すねこやひとのイラストがもりだくさん。ものすごい良いです。