わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!

著者 :
  • 小学館
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感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093881272

感想・レビュー・書評

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  • NDCは290.9 著者は1959年から1990年までTBSの世界の旅のテレビ番組のナレーター、ディレクター、プロデューサーをつとめる。
    約150カ国取材したという。日本はやはり美しいそうだ。海外では
    常に親善大使のつもりでという心がけを見習いたい。地球規模の視点をもつことを提案している。

  • 恵まれた環境と、その中で自分を生かす力、すごいと思いました。

  • あふれる好奇心と、情報のソースを自分の目で確かめるスタイルは料理研究家の坂本先生を思わせる。伝えるプロの姿勢。
    「贅沢が文化を、余裕がアイデアを育てる」
    「意見を言えない人は存在しないも同じ」

  • 「世界の旅」という番組は恥ずかしながら知りませんでした。
    凛とした素敵な方だと思います。
    この本自体はさくっと読めますが,見習いたい生き方・姿勢が多々ありました。

  • 小さい頃に憧れだった人。
    美しい言葉で語り、外国人にも物怖じせず、日本女性を代表するに足る凛とした品格のある女性。
    全くという程、かけ離れた大人になってしまった(ーー;)
    今からでも見習うことができるかな?
    とりあえずは英語がんばろう。

  • 自分の生活と仕事の両立
    コミュニケーションの楽しさ
    知ることの楽しさ
    外国を知ることによって日本を知る
    自分が日本の事を知らなさすぎる
    説明ができないことのもどかしさ
    いいおばあちゃまになったなあ
    素敵な人

  • 年配の方の考え方に興味があり 手に取った本のひとつ。

    1928年 昭和3年生まれの兼高かおるさん。


    今は想像もつかないくらい、女性が活躍するには大変な時代を

    パワフルに生きてきた 先駆者。


    約30年間を海外取材番組の制作(ナレーション、ディレクター兼プロデューサー)として

    地球180周 150か国を旅してきた方。

    前向き パワフルで 好奇心旺盛  強気 タフな女性。

     
    わたしとは全く違う女性だけれど かっこいい!

    ----引用----

    「これしかない」
    わたくしはこの言葉が好きではありません。 
    断定的でいかにも強そうですが、このような発送は考えの幅が狭く
    いざというときには、臨機応変に対応できない上に
    自分の可能性をとことん試そうとしていないのです。



    自国のマナー、多人種のタブーを知り
    海外では常に親善大使のつもりで

    その国の人たちにとって神聖な場所に行ったときには
    現地の人以上に敬意を持ってふるまうこと。これもまた礼儀です。

    あとは笑顔。
    とにかく笑みが女性最大の武器です。
    微笑みで心と心を通じ合わせ、ジェスチャーで意志の疎通をはかります。

    上手に断りたいときはてを合わせるポーズをよく使いました。


    若い時というのは、それが当たり前と思っているので
    「若さ」の価値をわかっていないものです。
    でも「若さ」というのは絶対に取り返しがつかないもの。
    ぜひ大切にしてほしいものです。
     
    仕事に熱中して、わたくしは家庭を作ることをしませんでしたが
    そんな自分を棚に上げて、他人には
    「できるときにしておけ。産めるときに産んでおけ。」
    と言っています。

     
    年を重ねると時間とお金はあると思っている人が多いと思います。
    では、何がないかといえば健康。
    ここまでは想像ができました。
    でも実際に高齢者になってみて気がついたのは友人だったのです。


    今でも本当は犬や鳥がそばにいてくれたらと思います。
    でも「わたくしが先に死んでしまったら」
    と思うと飼えないのです。


    わたくしはとにかく体験主義。
    自分で納得するまで確実と思わない。

  • 「兼高かおる世界の旅」を知ってますか?
    海外旅行が夢だった昭和34年~平成2年まで32年間続いた「旅番組」のはしり。世界中を飛び回る美しい兼高さんの姿は憧れでした。150数カ国を旅して82歳になった現在。今も自分自身の旅を続けている彼女のエネルギーに感動!80歳にはこうありたいという目標の人です。最後に兼高さんは「究極の幸せは、信じる人に愛されること」と言います。世界中を旅した彼女が辿り着いた人生の結論が「愛」だったということは、私にとっては何だか嬉しい。

  • もう一度、世界の旅をはじめから見たくなりました。動画配信してくれないかしら・・・

  • お父さんのことが全く出てこない
    母と兄のことは出てくるし、今亡くなられたあとも毎日お供えをされているのに・・・・
    かってな推測で間違っていたら申し訳ないが,家族内にかなりの葛藤があったのかもしれない

    世界の旅が旦那様という記述もあったかと思う
    世界の旅と結婚した人生の背景にこのこともあるのではないだろうか

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著者プロフィール

1928年、神戸市生まれ。1959年から1990年まで、テレビ番組『兼高かおる世界の旅』(TBS系)をナレーター、ディレクター兼プロデューサーとして製作。取材国は約150か国、地球を約180周、1年の半分を海外取材に費やした。1986年から2005年まで、「横浜人形の家」館長を務めた。外務大臣表彰、菊池寛賞、文化庁芸術選奨、国土交通大臣特別表彰など受賞多数。1991年紫綬褒章受章。現在、日本旅行作家協会名誉会長、淡路ワールドパークONOKORO「兼高かおる旅の資料館」名誉館長、東京都港区国際交流協会会長などを務める。著書に『わたくしが旅から学んだこと』(小学館)他多数。

「2017年 『わたくしたちの旅のかたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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