キャットニップ

著者 :
  • 小学館
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093883832

感想・レビュー・書評

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  • 短編こそ何度でも読み返したくなる、短編だから読み返せる。今更気づきました。

  • ようやく読んだ大島弓子の猫生活エッセイの新作。掲載媒体と出版社が違うので、一話が短い。その分、日常スケッチな感じ。十何匹も飼って尚且つ野良さんにも気を配るのは大変そうだけど、楽しそうでもある。

  • 飼い猫、野良猫との出会い別れを、著者ならではの詩情をもって描いており、こちらもしみじみしたり笑ったり、何を考えているのかわからない猫たちに振り回されつつ、このコミュニケーションが通じそうで通じない感じって、もしかして著者の作品全部に通じるテーマなのかな、と思ったりする。ちょっと違うとすると、彼ら彼女ら、やたら病気になるし、時には亡くなるし、なんだか老人の愚痴みたいだな、と思う。でも、それも、少し老いた読者からするとよい入り口になるのかもしれない。

  • 大島弓子の猫に対する想いには感心させられる。
    さまざまな個性の猫が出てきて、猫好きにはたまらない

  • 猫たちの個性が違って面白い。
    猫を飼うのは大変そうだけど、
    猫のいる暮らしはいいな。

  • 飼い猫が11匹になっており、野良猫にも餌をあげていて、飼い猫が立て続けに病気を患っていた。飼い猫の高齢化もあり、闘病もののノンフィクションのようだった。グーグーが亡くなっていて驚いた。大島先生ご自身の姿が、お痩せになったのか等身が増えて、髪の毛がボウボウと逆立っている。猫のお世話が大変すぎてご自身のケアが二の次三の次になっていらっしゃるのではないだろうか。

     妻の実家の猫が20歳を超えており、おもらしばかりして困っていたところ、オムツを履かせることで問題を解決していたので大島先生にもお勧めしたい。

  • いつの間に大島弓子さんは
    こんなにたくさんの猫たちと暮らすようになったの
    と驚きながら、猫たちとの生活を
    楽しく、しかし大変だなぁと感心しつつ
    読みました
    ちょっと前に読んだ
    『それでも猫は出かけていく』の
    ハルノ宵子さんもそうだけど
    好きじゃないと出来ないよ、そこまでというほど
    お金も時間もかかるし、気持ちも消耗しそうだけど
    それでも猫と一緒にいる生活を自ら選んでいるような
    清々しさも感じて、すごいなぁ、すごいなぁ

著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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