新・ゴーマニズム宣言 9

  • 小学館
3.39
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本棚登録 : 93
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093890090

作品紹介・あらすじ

SAPIO大反響連載単行本化の第9弾。

新聞などでも話題になり「小林よしのり事件」とも呼ばれた「著作権裁判」を、第1審敗訴から控訴、そして逆転勝訴とその劇的な展開を完全収録しました。そのほかチベット問題、天皇制、てるくはのる・少女監禁事件、三国人発言…国内外の時事問題を著者独特の視点で切り、メディアに隠された事実を今回もあぶり出しています。さらに著者は漫画のみならずその発言も、今では言論界、知識人の間で物議を醸しておりますが、特に話題を呼んだ対談、鼎談をあわせて掲載し(国と戦連続対談)、深い思考を楽しむ充実の1冊に仕上がっています。

感想・レビュー・書評

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  • よしりんの意見は、とてもよくわかる。
    情緒的という感じはするが、考えは一理ある。
    慰安婦に南京事件。もっと自分でもいろいろ読んでみないとだめかも。

  • 著作権裁判を、第1審敗訴から控訴、そして逆転勝訴。そのほかチベット問題、天皇制、三国人発言等を収録。
    チベット問題は中国による民族浄化政策が主に掲載されている。
    チベットの現状、言論を封鎖された国の行き先、大国による暴走など、様々な現状があり、民族の争いが一向になくならない。

  • もはや漫画というカテゴリには納まらない。章の間に挟まれた小論のウェイトも増えてきた。初めて読んだときそのボリュームに圧巻だった「ゴーマニズム宣言」が「ライト」な感じに思えてくるから不思議だ。

    チベット問題については、得も言われぬおぞましさを感じた。

    「中国にこびへつらう日本という国」という構図で見られてしまうが、その対象は決して「国」ではなく、欺瞞な「政治家」「マスコミ」が対象であるということを、一般大衆は自分の感性を研ぎ澄ませて「知らなければならない」。もちろん、自分も。

  • 知るにつれて、どんどん意識が変わっていったから若い人にも伝えたい。
    という一文に共感。

    天皇陛下ご即位の十年式典カラー、自分語りと国家語りのおばあちゃんの介護に感動。ぎりぎりで微妙な個人の貫徹では爆笑。根が優しい人だとお見受けする。

  • おっと,漫画の著作権裁判をやっていた最中だから,インターネットにも映像提供していないかと思ったら・・・あった!

  • 『脱・ゴーマニズム宣言』著者との著作権裁判。第1審敗訴から控訴、そして逆転勝訴。
    チベット問題、天皇、三国人発言等。

  • 帯表
    吾輩は漫画家である
    では君は何者かね?
    帯裏
    中国によるチベット民族浄化の恐るべき実態一挙16ページ

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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