- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093964715
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2008-06-20
サンピー と読むのではありません,トリオリズムとよむのです.
昨年度のビブリオバトルでN氏が紹介してくれて,余りに「熱かった」ので,勢い借りてしまってました.年度末年始,
余りに忙しい中で読む機会が無かったのですが,漸く読みました.
お姉様(叶恭子様)のラブパワーについて余すところ無く書いてあります.
お姉様の愛を勝ち取るのに少なくとも必要なのは
ルックス
無償の愛
財産状況
のうち二つが少なくともそろっていることだそうです.
高額な贈り物をもらった時に心が揺らぐのは自然なこと.
「財産状況の芳しくないメンズは私とつきあっても不幸になるだけ,」と断言する.
言ってることがむちゃくちゃなようで,好き勝手いってるだけに,的を射ているような気がして面白い.
「お金」は精神分析論などでもカナリさまざまな「象徴」としての機能が注目されているし,
お金で心を動かされるの動物なんて高度な記号運用能力を持つ人間くらい.
その意味で,お金でクラっとくる気持ちというのは非常に人間的で高度な人間知能の現われでもある.
ホント,この人の正体はなんなんでしょうねー.
わけがわからんが,本書からは自分の周りでもなかなか見かけることの出来ない「一本筋が通った」
お姉様の姿が浮かび上がってきたように感じられました.
個人的には結構好きですね.こういう話.
ただ,側にいたら,なかなか大変だろうなぁ,と思います.
「300m位は距離をとっておきたい.」 -
嘘だろうと本当だろうと、関係なし。
この人の文章は読みやすいし、考えがぶれてないから、潔い。 -
”お互いの違いをよく理解したうえで、同じ時間をシェアすることに喜びや意味があるのか考える”という言葉は、人間関係に悩んだ時に一つの判断基準として覚えておいてよいと思います。
メイクラブとセックスの違いについても、”演技するくらいならしなければいいのに”。おっしゃる通り!
ある意味ガツンときた本。 -
「意味があるのはただひとつ。自分で選ぶ、というシンプルなことでしょう。自分の感性、本質、心地良さ、をよく知り、それをたゆまなく磨きあげること。その上で自信を持って選ぶ。それでよいのです。選ぶことは、自分の運命を自分で切り拓いていくことと同じ意味なのです。」
自分のような凡人とは全く違う世界を生きている人で、変な夢みたいな話も多くだいたいの所を苦笑いしながら読んだ。ただ、自分の価値観に従ってて、筋を通して生きているのがかっこいいと思った。自分の感性を問うことを忘れず、自分の哲学を磨きあげていきたい。 -
私も成田悠輔さんがこの本を紹介していたのがきっかけで読んだクチです。
暇つぶしに電車の中で読んだら夢中になってしまい、電車の乗り換え中も読んでしまいました。
恭子さんのセレブな生活や資産家との恋愛、性や恋愛など自身の価値観について赤裸々に語っている本です。
読んでいると、色々と自分の思考が忙しくなる本です。
セレブの世界ってこんな感じかーとか、叶姉妹ってどこまでフィクションなんだろう、とか、もはや「正しいとか正しくない」とか考えるのは野暮だなとか、頭は混乱しつつ無駄に読みやすい文章でぐいぐい読ませてきます。乱用される英語やらフランス語にはかなり丁寧に注釈がついています。おそらく日本語では恭子さんの世界観はサクッと表現できないのでしょう。
本の後半は上品な官能小説みたいになっていましたが、「ムラムラ」の「ム」にもならないのがマジで不思議でした。「無」でした。そういえば勃起って「エレクト」って言うんですね。勉強になりました。
さて、真面目な感想です。恭子さんが恋愛について自由な価値観を持っていることは叶姉妹好きなら有名ですが、これはボーイフレンドに影響されたものだったようです。拒絶することなく受け入れ、それを自分も楽しむことで恭子さんの価値観はより自由になっていったということがわかりました。
この本で特筆すべきは、「この本のライターさんすげえ」ということです。ここまで上品に恭子さんの世界観を表現し、読みやすく面白い文章にしてしまうとは。。。私は叶姉妹が好きだからこそ、この本は別のライターが書いていると思いました。 -
成田ゆうすけさんのおすすめの本で読んでみたかった
-
最近メディアでよく見る成田氏が絶賛(?)されていたというだけで図書館で借りて読んでみる。単調な叶お姉様ワールド全開で後半は斜め読みしてしまったけど、今ではこんなお姉様もそうそう世の中に生まれてこないんじゃないかとある意味感心してしまう。しかもこの本当時は結構売れたらしい。こんな世界半信半疑の私だけど、ポッドキャストも聴き始めた。独特な存在、ある意味アーティストよね。
-
なかなか独特な自叙伝
-
流石に不愉快。人に取り入るセンスはあっても人生を楽しむセンスがあるようには感じない。人種が違いすぎるのでその面を楽しむこともできた反面、楽しめない要素の方が勝ってしまった。