わたし、型屋の社長になります (小学館文庫 う 2-2)

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  • 小学館
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本棚登録 : 101
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094062274

感想・レビュー・書評

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  • お仕事小説としてはわりと面白く読めたけど人間ドラマがストーリーに上手く絡めていない感じ 何がメインの話なのか(注文を打ち切られた会社からきた無理難題を解決して再び受注する話?)もはっきりしてないし、恋愛要素も補聴器のための伏線でしか無く、読者的に楽しい展開がないのでこれならいれなくていいと思う  問題を解決するアイデアの思いつき方?出てき方も唐突な感じがする(読者に事前にヒントを与えたりしたほうがいいって赤川次郎がいってたけどそう思った) 型屋について詳しく知れたのはよかった

  • モノ作り小説。お約束的ストーリーだけど、わかっちゃいるけれどやめられない。

  • ベッタベタ、王道のお仕事小説ですね。

    何か意外な展開、新しぃ発見はなぃので、
    物足りなぃ方も、まぁおられるでそぅが、
    ボクは、結構、好きですよ。こぅいうの。

    ボクは、大田区蒲田在住で、ご近所には、
    こんな感じの町工場も、たくさんあるし、
    本作品の主人公と同じ感じの、
    まんま、リアルな女性社長もおられるし、
    結構、親近感も持って作品を読めたので、
    面白さは、2割増しだったかも…?

    でも、まぁ、
    作品に対して、過度に期待をしなければ、
    さくっと読めて、誰でも面白ぃと思ぅ…。
    とは言えね、
    そこまで、絶賛するほどでもなぃので、
    評価は、ふつぅ+★1つぐらぃだな~。

  • 単純に面白かった。運もある。基盤もある。それでも苦労してつらい思いや嫌な思いもして夢に向かえるようになった。
    どこに楽してラッキーだけでのし上がっている人がいようか?
    成功した人をうらやんでも何も始まらない。成功した人の持ち物を自分と比べても意味がない。
    当たり前のことだとわかっている。
    それでも、うまくやっている人を見ると、運がいいとかもともと持ってるから…などと、自分がそこまで行けないことの理由を相手のせいにしてしまう。

    上野歩さん、もう一冊読んでみようと思う。

著者プロフィール

1962年、東京都生まれ。専修大学文学部国文学科卒業。1994年に『恋人といっしょになるでしょう』で第7回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。著書に『キリの理容室』『料理道具屋にようこそ』『わたし、型屋の社長になります』『就職先はネジ屋です』『鋳物屋なんでもつくれます』『天職にします!』『あなたの職場に斬り込みます!』などがある。

「2023年 『お菓子の船』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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