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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094064339
感想・レビュー・書評
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面白かった!一人ひとりキャラが立ってて、陰惨な事件ながらも随所にユーモラスな感じもあり暗くならず、読みやすい。しかし最後のオチは如何なものか…もっとスッキリ終わって欲しかった。
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主人公のシャツキは独善的だが優秀な検察官。地下で発見された白骨化した死体。完全に白骨化してるために数十年前のものと思ったのに、実は数週間前に亡くなっていた。身元が分かり、他の事件も関係しているのも分かってくるが、犯人の目星が全くつかない。そんな時にシャツキに衝撃的な事が起きる。
主人公のキャラが際立っていて、とても面白い。恋人や娘との関係から彼の人間性が浮かび上がり、そこがまた事件の真相とも関わってくるところが上手い。そして何よりラストがショックだった。もう少し犯人側について描写してくれればより良かったとは思うけど。主犯の動機が薄すぎて、唐突感が否めないなあ。