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- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094080575
作品紹介・あらすじ
激動の幕末から明治、日本の夜明けを切り開いた〈咸臨丸〉使節団に選ばれた二人の青年士官。時節に明と暗を分かつ二人のはざまに揺れる女心。 韮山代官江川太郎左衛門配下の俊鋭たちが、海に陸に日本の近代化をおしすすめる。そのエネルギーに翻弄されながらも、男たちの碇となる時代の女を描く。第2回小学館文庫小説賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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“秋の金魚”というこのタイトルにまずやられた。
女が男に飼われるものでしかなかった時代、
女の人生は、今よりもっと不自由で、
だけど、女心には、昔も今も普遍的なものがあるなぁと思った。
身体で恋する女の気持ちが正直に描かれていて好感が持てた。
映画のシナリオを書いてらっしゃる方だけに、
映画化して欲しいなぁと思う小説だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公の旦那が松岡磐吉。幕末男女ドラマもよう。
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