秋の金魚 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 29
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080575

作品紹介・あらすじ

激動の幕末から明治、日本の夜明けを切り開いた〈咸臨丸〉使節団に選ばれた二人の青年士官。時節に明と暗を分かつ二人のはざまに揺れる女心。 韮山代官江川太郎左衛門配下の俊鋭たちが、海に陸に日本の近代化をおしすすめる。そのエネルギーに翻弄されながらも、男たちの碇となる時代の女を描く。第2回小学館文庫小説賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • “秋の金魚”というこのタイトルにまずやられた。

    女が男に飼われるものでしかなかった時代、
    女の人生は、今よりもっと不自由で、
    だけど、女心には、昔も今も普遍的なものがあるなぁと思った。

    身体で恋する女の気持ちが正直に描かれていて好感が持てた。

    映画のシナリオを書いてらっしゃる方だけに、
    映画化して欲しいなぁと思う小説だった。

  • 主人公の旦那が松岡磐吉。幕末男女ドラマもよう。

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