ドスコイ警備保障 (小学館文庫 む 2-2)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081183

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  • 4-09-408118-6 315p 2006.10.1 初版1刷

  • 廃業した相撲取りの受け皿として設立された警備会社。でも警備会社としてのお話はなんとなく中途半端だった気がします。相撲取りになったきっかけとか、警備会社に入ったらなぜか売れっ子芸能人になったお話とか。でもそんなきっかけのお話で大号泣してしまったf^_^; 個人的にはもっと警備に絡んだお話のほうが良かったかな〜なんだか散漫な印象でした。おもしろかったけどね☆



  • スポーツ選手の引退後、解説者やレポーターなどテレビにて活躍するものは少数。
    相撲取りである力士も同様だ。
    角界を引退し、ちゃんこ屋や飲食店を営む者も少ない。そんな中、引退した元力士を集め、ドスコイ警備保障株式会社が設立される。
    相変わらず、室積氏の作品の読了後の爽やかさは外さない。
    目頭が熱くされる一冊でした。

  • 元力士の再就職先として立ち上げた、ドスコイ警備保障㈱。ホロリとするエピソード満載のほのぼのストーリー。あまりどぎつくなくて、ハッピーエンドなのもいい。

  • 社員は全員、元力士。史上最強の警備会社が誕生した。名付けて「ドスコイ警備保障株式会社」。きっかけは、引退後の力士の就職先に心を痛めた相撲協会理事長・南ノ峰親方の親心だった。立ち会いのスピードはオリンピックの短距離選手級、体重百キロを軽く超える巨大、しかも全身が筋肉。この警備会社の社員には、少々の凶悪犯では絶対に敵いません。元スモウレスラーのガードマンなら外タレのウケも抜群です。予想外の展開に、読むのを止められなくなるほど面白い。

  • 書評とタイトルの面白さから購入。良い意味で漫画的な成功譚で、肩の凝らない痛快な物語に仕上がっている。元力士の再就職支援を相撲協会理事長が推し進め、そこに敦子をはじめとした訳アリ同級生が絡んで警備会社を設立すると、あれよあれよという間に評判が高くなっていく。読み手もこのペースに乗って楽しまなければ損だ。最後には理事長・南ノ峰と警備会社社長・豪勇の心温まる秘密が明らかにされる。少しの波風とほっこりする話で楽しめた作品。

  • 着想は素晴らしい。相撲への愛も感じられました。後半が駆け足というか、ちょっと雑になってしまったのが残念。

  • 相撲界で関取になれなかった大多数の人たちの生末をテーマにしたところは興味深い。
    独特のユーモアが楽しかった。

  • 確かに引退した力士の就職先としては良いかもしれない。面白いぞ。

  • 201701

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著者プロフィール

1955年山口県光市生まれ。本名の福田勝洋名義で、俳優としてテレビ・映画に多数出演、また劇団「東京地下鉄劇場」を主宰し劇作家としても活躍。2001年『都立水商!』で作家デビュー。同作はコミック化・ドラマ化もされヒット作となる。主な作品に『史上最強の内閣』『史上最強の大臣』『ドスコイ警備保障』『埋蔵金発掘課長』など。

「2022年 『森の石松、社長になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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