ドスコイ警備保障 (小学館文庫 む 2-2)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 396
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081183

感想・レビュー・書評

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  • 文句なし!


    室積作品の最高峰 。( *`ω´)
    もう更にハマりまくりの爽快さ。

    本当にこの作者の着眼点は凄いと思います。

    正義は勝つ 的な小気味良さは 水戸黄門並みっ!

    是非是非読んで欲しい作品のNo.1

  • B'zの旅仙台!のお供。三浦しをんの三四郎…からの紹介?。超面白かった。それなのに読んだ人がこんなに少ないなんて!しかも書庫だなんて!ひどいわ。うまくいきすぎ、とも思うけど、相撲、力士のすばらしさに感動。普通のデブ・松村がアメリカで成功するなんて。笑いながらちょっと泣ける、みたいな。全体に軽くすいすい読める。にやにやしながら読んでしまった。この作者、もう書いてないのかしらん。

  • ドスコーイ!タイトルからは予想できない?感動物語でした☆南ノ峰親方、素晴らしい人柄です。大東山の「夢」に対する想いには泣かされてしまいました><静士郎の名言は引用コーナーで♪ Special Thanks to N.H-san.

  • メタ的要素が強すぎるような。
    室積さんの小説には、人生の哲学のようなとてもいい言葉が散らばっていて、それだけで十分読む価値はある。個人的には地の文はあまり好きではない・・・。
    例えるならば、ファッションセンスはあまり良くないけれど、質のいい服を着ている人に似ている。

  • ちょっと馬鹿馬鹿しいのですが私は好きです。お相撲さんの受け皿のお話です。タイトルもお相撲さんの何となくユーモラスな感じが出てて微笑ましい。今すぐに読んで欲しいのは相撲協会の方々。

  • 単純明快。予定調和。それでイイじゃないですか。単純に楽しめます。

  •  とても心が温かくなる現代のメルヘン。といっても、あまり芽のでないまま引退せざるを得なかった力士の受け皿として、警備保障会社を作るって話は、よく考えると少しほろ苦い。最初の方でヒロイン風に登場してくる敦子さんも魅力的で、ちょっと渋めの話を予想して読んでいた。
     が、話はどんどんメルヘンに走る。M・Jの世界ツアーにダンサーとして参加する出来の悪いデブの話も、不良上がりの無敵ヘビー級ボクサーM・Tを勢い余ってノック会うとしてしまう話も、一歩間違えればとんでもない話なのだが、あくまでメルヘンに進んでいく。たちの悪い読者である僕は、どこかで挫折して、あれはいい夢だったという展開を予想してた。が、最後までうまくいく。安心してハッピーエンドである。
     雰囲気としては、浅田次郎から毒気と年輪を抜いたような感じかも。いい話しすぎて物足りなかった、というのが正直な気分である。

  • 三浦しをんさんの書評がきっかけで読みました。

    あんまりにも物事がうまく進みすぎて、ひやひやさせられたが!
    最近は世知辛さの押し売りにげんなりしていたので、愛すべきキャラクターのみで構成されているようなこの世界観にうきうきさせてもらった。
    心から楽しめる、気持ちのよい小説だった。

  • 相撲協会理事長の発案で起業した、「社員は全員、元力士」の警備保障会社、その名も「ドスコイ警備保障株式会社」。

    立ち合いのスピードはオリンピックね短距離選手級、体重百キロの巨体は全身が筋肉の固まり。

    そんな彼等の奮闘記は、どこかユーモラスで。

  • テンポが軽くて読みやすかった。
    でも、ストーリは薄くてなんでもハッピーエンド系で仕上げるのは
    微妙な気がした。

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著者プロフィール

1955年山口県光市生まれ。本名の福田勝洋名義で、俳優としてテレビ・映画に多数出演、また劇団「東京地下鉄劇場」を主宰し劇作家としても活躍。2001年『都立水商!』で作家デビュー。同作はコミック化・ドラマ化もされヒット作となる。主な作品に『史上最強の内閣』『史上最強の大臣』『ドスコイ警備保障』『埋蔵金発掘課長』など。

「2022年 『森の石松、社長になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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