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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094085068
感想・レビュー・書評
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中2の主人公に共感できるワタシはまだ思春期なのかしら。
弱ったねこりゃ。
「魔法の木」と「カメレオンのための音楽」を読もう。
…って、「カメレオンのための音楽」…またカポーティ!
読まねば。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学2年の女の子の、あの年頃に誰でも一度は味わうであろう、「誰も私のことをわかってくれない」「誰に囲まれていても、私は一人ぼっちなんだ」みたいな感情を、本人の日記形式で語っているもの。
完全に一人よがりで、基本的に上から目線の、自分の目しか通さない語り口。ビミョーな口語体、難しい漢字はひらがなで書かれていているところ、正直、読みづらいし、かわいくない子だなぁと思うのだが、あの年頃の女の子の日記としては、ほぼ完璧。大人、かつ男の人が書いたとは思えない。(細かくつっこみたい箇所はあるにしろ)
共感できるか、というと、まぁもうさすがに、というカンジだけれど、あのときこういう救いがあったら、なにか変わってたかな、なんて思わせる好ましいラスト。悩める年頃に読みたかったです。