- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094088557
感想・レビュー・書評
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2014.10.7読了。
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一気に読み切ってしまった。
最後は笑いたい。最高の笑顔で。 -
粋なモテ男のテンポの良さと、岡田将生が頭に浮かび面白かった前半に比べ、読み始めてから想像できた内容に最後はすんなりしなかった。
想いのこしは、やはりこんなもんなんだろうなって少し思った。 -
11月に公開になる、岡田将生、広末涼子などが出演の映画『想いのこし』の原作本。女好きな主人公が交通事故で亡くなった4人の幽霊の望みをかなえていく。仕事のからみで読んだのだが、設定が夏休みの時期と重なっていて、今の季節にはピッタリ。
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交通事故によって亡くなった4人の幽霊を成仏させるために
奮闘する主人公のお話。
最初はお金のためだけに動いていた主人公だったけど、
一人、二人と成仏させていくうちに
だんだん人とのつながりのよさに気づいていくところがよかった。
深くかかわればかかわるほど、傷つくことも多くなるし
そんなのごめんだと思っていたけど、
そこにはお金では買えない暖かさがあったんだな。
映画化が楽しみ。-
2014/07/22
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タイトルだけ見て、切ない病気等の恋愛ドラマかな?と思っていたのですが…いい意味で裏切られ面白いお話でした!もちろん切ない人間愛&恋愛要素も入っていたのですが(๑′ᴗ‵๑)ダメダメな主人公が徐々に変わっていく面白さ。そして、このお話自体の設定の面白さ(●´艸`)予想せずやってくる感動シーンに涙しそうになって危なかったw切ないけれど、スッキリとした気持ちで読み終えることができます★
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タイトルが目について手に取った作品。
主人公ガジロウはダフ屋をして荒稼ぎをし、その金で悠々自適にその日ごとに女を取っ替え引っ替えして遊び暮らす30歳独身。酔っぱらった帰り道、タクシーを拾おうと道に出たが、車にはねられてしまう。奇跡的に無傷で、医者にもあなた転んだだけだろうと呆れられる始末。だが金の亡者ガジロウは事故を起こした加害者に慰謝料請求をしないと気が済まない。しかし加害者の車に乗っていた四人は即死で。。。交わることがなかったはずの人達の人生が交通事故という不運で交差し、不思議な力を手に入れてしまう。
愛するものを残していく辛さ、残される辛さが四人それぞれのエピソードに強く描かれていた。最低最悪の人間だったガジロウも、彼らとのふれあいで段々人間性が変わっていく。
コメディタッチで描かれている部分も多く、そこまで重くない。けれど深みのある物語であった。 -
人のことを考えなかったガジロウが、少しずつ彼女たちのことを考え始めるのが言動や行動でわかって嬉しくなった。彼女たちに影響されて変わっていくガジロウの姿が、おもしろくて特に甲子園の場面で笑ってしまった(笑)
一人ひとりに訪れる消える瞬間、どんな背景を背負っていても最期の瞬間に笑っていられることってすごく幸せなことだと思った。そんな生き方出来たらいいなぁ✨きっとこの世に生きてる一人ひとりにすっっっごいドラマがあるんだろうなぁ。
2014/05/19 -
『ネクタイで首を絞めるという訳の分からないファッションに身を包んだこいつらは、今の安定した地位と約束された未来という自慢話を、愚痴という名の包装紙にくるめて口から吐き出していた。』
「毎日が似通っていて退屈だからこそ、その中にある小さな違いに喜びや悲しみが生まれるんです。それが人生ってもんです」
『思い付いたことを実行に移すにはそれについて必要以上に考えないことだ。』 -
自分的にはイマイチ
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とにかく上手くて、センスが良い。題名からは伺い知れない、ホンワカしてジーンと来る内容。題名が異なれば、もっと売れたと思うけど、想定内が多いなかで確実に想定外の展開を楽しめる。
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途中まではそこそこな感じで進んで行き、読みやすく、さらりと心に残らず終わるかなと思っていたら、確かに最後はうるっとなった。
『彼女との上手な別れ方』確かにタイトルが秀逸。
ただ、ガジロウ…、話の前半と言うより、最後1/4にたどり着くまでは、かなりいらっとくる男だった。
タバコのポイ捨て…許すまじ…。 -
2014/4/13 Kindle版読了。
あり得ない設定。
あり得ないお話。
それでも、気持ちの変化にあたたかさを感じた。 -
こんなに心に響く本に今まで何冊出会えたでしょう。
それくらい、素晴らしい一冊です。
朝から泣きました。
何度も何度も読み返しました。
読み返す度、涙腺崩壊です。
一人一人の人生、一人一人の価値、情熱、後悔。
大切なもの、人、出来事。
言葉では表しきれないほど、思いっきり感じました。
ガジロウのこんな幸せな、羨ましい、それでも切ない人生は無い。
これを読んで、前を見れない人はいないんじゃ無いかなと思います。
是非一度、全ての人に読んでみて頂きたい。
私には、そんな風に思える大切な一冊でした。 -
映画化。見たい!
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読みやすかった。
自分とガジロウに共通点を感じた。 -
感動もしたし、いい物語だったとは思う!主人公結局はいい人なのね( ̄ー ̄)
入院のくだりはよくわからないf^_^; -
読みやすかった!幸太郎がだんだん可愛く思えてくるー。成長を見守りたい母親気分!!
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「彼女との上手な別れ方」というタイトルが素晴らしい。読み終わって本当にその通りだと思った。
ガジロウの人間的な変化が物語を作っている。
最後の最後、施設での幸太郎とガジロウのやり取りがすごい好き。 -
面白かったです!読みやすいのもあり、一気読みしちゃいました。
映像化したら面白いだろうなぁ~と思った作品でした。
でも交通事故の目撃者とガジロウの体験の違いって結局なんだったんだろ? -
解説にも書いてあるが、書き出しの表現が非常にうまく、読者をひきつけてキャラクターをしっかりと表現している。
ガンジロウが言う「職業に貴賎なし」という言葉の重みがわかると同時に真剣にひたむきに働くことの重要性に気づくことができる作品 -
タイトルと表紙で抱く第一印象は見事に裏切られました。
良い方に、です♪
なんとなーく不倫っぽいのかなあと読み始めて、それからなんだこの最低男ってなって、それからはもう怒涛の人情もの、主人公の成長度合いが凄いことになってます。
しかし、職業に貴賎はないないんだってことをまさかあんなやり方で示すなんて。そこが一番意表を衝かれたし、でも結果に納得した。
クズって言うのは俺みたいなのをいうんだ! 自分の事をそういえる主人公が段々可愛くなってくるという。切なくて、ほっこりと温かくなる、そんなお話でしたv -
結局なぜ、事故の様子が当事者たちと外部者たちとでは見え方が違ったのかが気になってしまいました。。。
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久々に当たり(^-^)/おもしろくて一気に最後まで読んじゃいました(^-^)構成がとても素直でそれでいて飽きさせないイベントいっぱい、見せ場いっぱいの展開(^-^)一人の主人公であるガジロウはなぜか佐々木蔵之介で再生されました(^^;
これ絶対ドラマ化or映画化すると思う(^-^)/ -
男性向けのHOW to 本、かと思いきや!
人生をナメているオトコがひょんなことで請け負った法外な報酬をもたらすちょっと面倒くさい仕事をこなしているうちに…
うむ。これはタイトルで敬遠すると損するタイプだ。なんというか、ずっと終わらないでいて欲しい物語、って感じ。
軽く読めてほっとする本、何かない?って聞かれたときに躊躇せずに渡せる一冊。
ドラマ化するといいと思う。