二〇世紀最大の謀略 ―ケネディ暗殺の真実― (小学館文庫 お 39-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088809

感想・レビュー・書評

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  • 昨今の事件があったからという訳ではないが、知人からの薦めで読んでみた。面白かった。
    歴史上出来事としてケネディ大統領の暗殺事件は知ってはいたが、こんなに沢山の状況が絡み合って、過去も国も組織も絡み合っての事だったとは。落合さんの行動力にも舌を巻く。

  • 「ケネディからの伝言」も読んだが、こちらもとても興味深く恐ろしい。暗殺の真実に迫り、当時の委員会の顔触れや調査の矛盾、どのように暗殺計画が進められていったか。裏の巨大組織の繋がりと膨大な権力。大分真実に迫っていると思える

  • 大学生の頃、落合信彦氏の「2039年の真実」を読んでJ.F.ケネディの暗殺についての疑惑に接し、驚きと恐ろしさを強く感じた、今また落合氏のこの作品を読み、実行犯の名前まで示され、なぜあの時代にこの大統領を暗殺しなければならない組織、人間が存在したのか、アメリカの闇を改めて知った。

  • 『決定版 二○三九年の真実』を増補文庫化。ケネディ暗殺50年特別企画。

    ダラスで起きたケネディ暗殺事件。アメリカ政府はオズワルド単独犯を主張するが、国民の大半は信じていない。何しろ事件関係者、証人の多くが不慮の死を遂げている。この作品では事件の真相に迫ると共にアメリカの暗部を鋭く、詳しく描いている。

    自由の国と呼ばれるアメリカ。アメリカの自由とは自分さえ良ければよいというようにも受け取れた。自由と引き換えに常に大国であり続けなければならないプレッシャーがあるのだろうか。国力維持のために常に戦争の火種を探し、さらには戦争という不幸な事実に寄生するかのような軍産複合体。さらには軍産複合体にCIA、FBI、マフィアが裏で結び付いているという何とも恐ろしい大国である。

    2039年にはケネディ暗殺事件の証拠物件を公開すると言うが、恐らく真相は闇の中なのだろうな。

    『決定版 二○三九年の真実』は既読であるのだが、近々、出版されるケネディ暗殺事件を題材にしたスティーヴン・ハンターの『第三の銃弾』を読む前に予習の意味で読んでみた。

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