下町ロケット (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088960

感想・レビュー・書評

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  • やはりスカッとする。憎たらしい相手はとことん憎たらしく描かれていて、苦渋を舐めつつも最後に勝利した時の晴れやかさといったらない。
    中小企業の社長目線で話が進んでいくため空飛ぶタイヤと少し似ている印象もうけた。

  • 様々な困難をどんどん乗り越えて、達成する気持ち良さ!!!!

    帝国重工の対立組へ論破する佃製作所の社員の気持ち良さ!!!!!

    夢に向かって仲間と一緒にがんらるアツさに感動した。

    ふつうに考えれば選択肢は沢山あるけど、会社の意向や、社長の存在、様々なことが絡み合って、選択肢は一つになってしまう、それを達成しなければいけない難しさも感じた。

    最初は義務感で読んでいたけれど、だんだんのめり込んでいってしまいました。

  • 池井戸潤さんの作品を初めて読みました。
    テレビドラマとか映画でも見たことなかったのですが、良い評価を受けているのがわかりました。
    でも、他の作品を読んでみようと言う気が起こらないのは何故だろう・・・

  • おもしろかった!気持ちよく読んだ。ちょっとわざとらしいなという箇所もあるけど、いい展開が待ってるのが分かるからほんとに気持ちよく読める。研究者ってかっこいいなー

  • 大企業が資金力を生かして中小企業をつぶそうとするのは実際の世界でもあるんだろうなぁと感じた、また、社長の個人的な夢を追い求める理想と社員の短期的な利益を求める思想のぶつかり合いも妙にリアリティを感じた。

  • 第3部まで出版されるぐらいだから、面白いのだろうと思って、初めての池井戸作品。陸王はドラマで見たけど、読むのは初。うん、面白い。とまらなかった。陸王と重なる部分は多かったけど、そういう作り方なのかな。色んな俳優さんの顔が浮かんだ。次のも読んで見よう

  • 図書館

    池井戸作品の悪役は秀逸。
    本当にイライラしてしまい、何度か手が止まった。
    成功する為には、絶対に譲れない信念と、信じて支えてくれる周りの人たちと、些細な仕事でも手を抜かず、大きな仕事が来ても慌てる必要のない設備投資、目先の利益より数年先を見越した決断と、信念に裏打ちされた夢などなど。
    何より、殿村さんのように上を信じ支える人間が、組織に居てくれるとありがたいなと思った。

  • 「技術」にはエンジニアの情熱が刻まれており、特許はその想いを守るもの。しかし、それは理想であって、厳しい現実社会では、お金や権力で理想はゆがめられ、身勝手な「ご都合」が泥臭く渦巻く。バルブテストに不合格だった理由を見つけていくところなど、なかなか楽しめた。最後の打ち上げシーンの余韻がさわやか。気持ちよく読める一冊。

  • 熱い!序盤少し物足りない感じもあったのですがそこから終盤までは圧巻でした。男のロマンのような物が感じられます。

  • 直木賞受賞作。ようやく文庫本になりましたね。
    零細企業が超大手に立ち向かう。

    気持ちがすっきりします。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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