羽月莉音の帝国 10 (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 148
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094513257

感想・レビュー・書評

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  • 9,10巻が怒涛の展開で、たまらないです。

  • 堂々完結.
    電撃作戦で日本へのミサイル攻撃.
    そしてアメリカとのミサイルの撃ちあい.
    連合軍なんか編成されたらどう考えても勝ち目がないから
    日本と,ラスボスであるアメリカを倒すことで終わらせようという作戦で.
    そして大革命部帝国の終焉.

    いやー,このシリーズ面白かったわー.
    激安オンボロ一軒家から始まって
    実力と仲間と舌先三寸と運と縁と
    その他もろもろを使って建国宣言をして
    世界に革命を起こしたとか.
    ちょっとは「世界の支配構造を変革できた」んじゃないかな.
    経済を破壊して構築したり.

    革命の魂は永遠に――。

  • 面白かった!
    ラノベの範疇に収めておくには勿体無い名作だと思う。
    いろいろとハチャメチャえではあるが、グローバルな経済の仕組みを概略だけでもわかりやすく理解させてくれつつ物語としても面白いという異色の作品であると思う。
    9巻10巻は特にそうかな。

    とりあえず3巻程まで読んで気に入ったらすべて買って申し分なしです。

  • 後味爽快、いい仕事です。

  • 全巻読破。
    元々の構想だとヨーロッパと中東がらみでもう1~2つぐらいあったらしいんですが、それを削って10巻。
    正直、9巻を読んだ時に「あとはどう落とすか」しか興味がなかったので、この一冊を以て「面白いよ」とは薦められない。あと、オチも微妙だったかな?

    他の方も書いてらしたけど、あの富豪達が達観視しちゃったってのもマイナスポイントかなぁ。どうせなら離合集散してどことどこが組んでるかわからないぐらいまでやってほしかったなぁと。至道先生としては、「あれだけ世界がぐちゃぐちゃになっても大富豪は達観視できる」ということなのだと思うけど、その割に複線貼りすぎたのではないかと。

    じゃあ、なぜ☆5かというと、10巻で完結のご祝儀と言うのもあるけど全体としては評価してるから。市場経済のダイナミズムを感じられる作品だと思います。

  • 全15巻予定が全10巻に変更ということでかなり不安だったんですが、思っていたより綺麗に終わりました。

    気になったところは、
    終盤に秘密結社や世界の富豪達の行動がほぼなかったところでしょうか。
    ここらへんはたぶんカットされたんでしょうね。
    とはいえ十分楽しく読ませてもらいました。

    次は雷撃☆SSガール読んでみようと思います。

  • これにてシリーズ完結。
    見事に書き上げてくれた作者様に感謝。
    うん、良かった、良かった。

    細かいところは日が経ってからね。

著者プロフィール

小説家、会社経営者、投資家。
第7回講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞し、『雷撃☆SSガール』(『世界征服』に改題し星海社文庫より好評発売中)にてデビュー。
著書に『大日本サムライガール』『東京より憎しみをこめて』『世界創造株式会社』(星海社)、『羽月莉音の帝国』(小学館)などがある。

「2017年 『勇者の武器屋経営 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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