- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094513448
感想・レビュー・書評
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おお、GAGAGA文庫だ。小学館の少年向けノヴェルという設定らしいが、なかなか面白い。俺も少年だからね。
祖母が亡くなり、陰陽師の家系の女子高校生の桜子と猫のタマが残され、八尾の狐や呪術で死期が身になった犬神(このいきさつが結構えぐい)と対決することになるが、桜子は前面に出ることはなく、桜子の親友の命(みこと)と陰陽師でもある猫又の猫が活躍する。ヤクモという穴熊の妖怪も出てきて、三者のやり取りがなかなか楽しい。実は命は腐女子という設定で、この命の描写がくすぐりとなっている。八尾の狐と犬神との対決はなかなか迫力あり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吾輩は猫又である.名前はあるけどヒミツである.
というわけで猫又陰陽師と少女二人による妖怪退治.
あと狢が一匹.
この狢って謎だよな.
と思って調べてみましたら
ムジナって動物が居るわけじゃなくて
タヌキとかアナグマとかハクビシンとか
そういう感じのを纏めてムジナと呼ぶのだとか.
ナルホド. -
割とガチの陰陽バトルものだった。…腐ってる以外は(笑)設定も背負ってる過去も重めだったし。…腐ってる以外は(笑)そんな感じで緩急はシリアス寄りながらバランスとれてたと思います。清十郎の話は壮絶ながら引き継がれる家族の温かみのある話で。P235のタマの決意の一言がすごく痺れました。王道な流れだけど、それだけに響くセリフでよかった。
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10年前のラノベなので語りが古く感じたが内容はしっかりとした作品でした。
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話は好きだけどなんでもかんでも説明しすぎてテンポがわるい