やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (6) (ガガガ文庫 わ 3-10)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094513806

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  • アニメ版のクライマックスだった文化祭の話。
    アニメ版より心情がわかりやすい。
    八幡は完全にダークヒーローでかっこ良くなってるw

  • 文化祭実行委員会(文実)にされた八幡。
    同じクラスの文実の委員長になったの相模南が奉仕部へ。
    「自信がないから助けてくれ」と。
    ゆきのんも同じ文実なので、協力はしていくという事で。
    結は「さがみんは苦手」という。
    ゆきのん、文実の副委員長という立場へ。
    それを良しとしてか、相模は仕事をゆきのんへ一任。
    クラスでは「演劇」と称して「星の王子さま」を演ることに。
    彩ちゃん&葉山の組み合わせ。
    海老名さんの独断。
    まー、盛り上がるんだけど。
    文実の方は人手が足りない。しわ寄せはゆきのんへ。
    おかげでゆきのんの披露がピークを超えて休む羽目に。
    陽乃さんも有志で参加予定。
    葉山もちょいちょい手伝ってくれてる。
    そんな時に起きたスローガン事件。
    八幡は自ら「嫌な役回り」を引き受ける。
    それが起爆剤となり、文実はまとまる。
     集団をもっとも団結させる存在はなんでしょう?
     民衆をまとめ上げる優秀な指揮官、それは敵である。
    それを引き受けてしまう八幡。

    そして少しづつズレていく相模…。

    文化祭は盛り上がる。
    オープニングセレモニーで相模はガチガチ。ミス連発。
    そのまま続けられるのはゆきのんが筆頭で頑張ってるため。
    相模は自分を責めていく。
    クラスでも、相模は自分の居場所が見つからない。
    自分が居なくても、順調に進む物事。
    それに直面して逃げ出す相模。
    エンディングセレモニー直前、相模は姿を消す。
    探すように言われて動き出す八幡。
    材木座にアドバイスを求めて、川崎に教えられて屋上へ。
    居た。
    相模は・・・自己嫌悪中。
    エンディングセレモニーを10分伸ばすために、ゆきのん、結、陽乃、平塚先生でバンドを組んでもらってる。
    駄々こねてる場合じゃない。
    遅れてくる葉山と相模とつるむ女子二人。
    宥める三人にまだグダグダ言ってる。
    それを見て、追い打ちをかける八幡。
     チヤホヤされたいだけなんだろ?
     わかってるんじゃないのか?自分がその程度の・・・

    嫌な噂はあっという間に広まる。
    平塚先生の「誰かを助けることは、君自身が傷ついていい理由にはならないよ」が印象的だ。

    そういうやり方しか出来ない八幡の不器用さ。
    それ自体が八幡たるものなのだろうが。
    自己を認めて大人になる過程はいくつもあるが。
    ある意味達観している八幡にも、足りないものがある。
    だってまだ、学生だ。

  • 文化祭と軽音の話。
    話の進捗が遅いわ。

  • 図書館で。ぼっちには辛い学校行事文化祭編。

    この話を読んで一番イヤな奴だなあと思ったのはアグリだかめぐるだか言う3年の先輩でした。姉が出来たからって妹にも当然のように委員長の責を果たせとか要求するってどうなの。そしてサガミ委員長に注意も促さず真面目に仕事をこなしているユキノシタさんに周りを頼れなんて見当違いな事を言い、真面目に働いているヒキガヤ君の当然の批判を不真面目だとか言って貶すのはどうなんだろうか。これを読むと真面目にやっていれば見てくれている人は居るとか嘘だよな、なんて思ってしまう。(まあヒッキーのことを見てくれている人は居る事は救いなんだけど)

    とは言え一番批判されるべきはサガミさんなんだよな。ヒキガヤ君が言わなくてもきっと彼と同じように思っていた人は居ると思うし心の中でそうだ、その通りだ!と喝采を送っていた人も居るのだと思う。ウン。でもサガミさんだけが完全に悪い人って訳では無い。間違っていたとは思うけど。
    そう言う意味でヒキガヤ君のいびつで間違った解決法を部外者が批判するのは仕方ないけれども一応組織の内部に居たはずのあぐりだかめぐみだか言う先輩がヒキガヤ君を個人攻撃するのはおかしい。だったらオマエが何とかしろ、とおもいました。ハイ。

  • この作者の文章、切り口からどうも社会学をかじっているのではないかと思うぐらい、現代社会に対する鋭い分析が入っている。 それでいて結局ラブコメ? なのだからすごいと思う。

  • 読了。

  • 話は面白くなってきたけど、どうにも主人公にシンクロ出来ない。その気持ち悪さが味なのだと言われれば、その通りかも。

  • 今回の展開はいまいち。わかるようなわからないような。

  • 八幡さんパネェな…。ただただその一言に尽きる。まだ“わざと”と分かってもらってる人がいるだけマシだがそれでもキツいよね。ラストの平塚先生がすごく先生に見えるくらいに。小町ちゃんが完全に癒し要素。本人はどう思うか分からんが八幡は今後報われて欲しい。

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