- Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097261018
作品紹介・あらすじ
ずっと東の山のてっぺんの、一本のタラの木の下に、タンタラばあさんは住んでいます。魔法使いのタンタラばあさんは、山の人気者です。 冬の終わり、タンタラばあさんの「起きなさい」という声に春が目を覚まします。ある日、タンタラばあさんは、よもぎの葉っぱでスカートを作りました。そのスカートをはいて、ふわふわと空を飛びます。すると、そのスカートのおいしい匂いにさそわれて、スカートをツンツン突っつくカラスがいました。そして、カラスのおうちにお茶をしに行きました……。 タンタラばあさんの小さな魔法は、山のみんなをあたたかい気持ちにします。没後13年を経ても、色あせない安房直子さんのふしぎな世界が広がります。
感想・レビュー・書評
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一見かわいらしいお話のようですが悲しく感じた。タンタラばあさんは安房さん自身なのか。しゃぼん玉、三日月さままで届くといいな。
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タンタラばあさんは魔法使い
タラの木の下の家に住むタンタラばあさん
動物より小さい?、東の風よ、ふっと吹け
タンタラばあさん空を飛ぶ
よもぎの葉っぱでスカート、レンゲの花でブラウス
タンタラばあさんカラスのうちへ
木の上に緑の家
タンタラばあさんのしゃぼん玉
大きく遠くへ飛んでいく
よもぎで作ったスカートで空を飛ぶ話が好き。
ファンタジー。
夢があっていい。 -
【読了メモ】 (150607 14:25) 作 安房直子、絵 出久根育 『山のタンタラばあさん』/小学館/2006 Oct 1st/安房直子さんが山室静氏に師事していたことを本書奥付にて知る/着物に囲炉裏に草餅。予想に反してばあさんは和の人でした。カラスのエピソードに出てきたばあさんの思い出の風景が、私にも懐かしく感じられます。
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挿絵付き童話
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山のタンタラばあさんは、小さな魔法使いのおばあさん。しもやけのうさぎや、歌の下手なもみの木など、ちょっと困っている森の仲間を優しく手助けしてあげています。小さなお話が集まった絵本。優しい色使いの絵がお話にとても合っています。<bR>
【キーワード】山、まほうつかい、おばあさん、動物