山のタンタラばあさん

著者 :
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097261018

感想・レビュー・書評

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  • 一見かわいらしいお話のようですが悲しく感じた。タンタラばあさんは安房さん自身なのか。しゃぼん玉、三日月さままで届くといいな。

  • タンタラばあさんは魔法使い
    タラの木の下の家に住むタンタラばあさん
    動物より小さい?、東の風よ、ふっと吹け

    タンタラばあさん空を飛ぶ
    よもぎの葉っぱでスカート、レンゲの花でブラウス

    タンタラばあさんカラスのうちへ
    木の上に緑の家

    タンタラばあさんのしゃぼん玉
    大きく遠くへ飛んでいく


    よもぎで作ったスカートで空を飛ぶ話が好き。
    ファンタジー。
    夢があっていい。

  •  カラスやタヌキは、童話や昔話では嫌われ者として登場することが多い気がするけど、そんな動物たちにも向けられるタンタラばあさんの優しさがすてき。
     いつか壊れてしまうシャボン玉、過ぎていった少女時代。ちょっとせつない読後感が安房さんらしくてよかった。あとウサギがちょうかわいい。

著者プロフィール

安房直子(あわ・なおこ)
1943年、東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっ子』第3回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第19回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第22回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第20回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第3回新見南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞、受賞作多数。1993年永眠。

「2022年 『春の窓 安房直子ファンタジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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