いちねんせい

著者 :
  • 小学館
3.85
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本棚登録 : 495
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097270126

作品紹介・あらすじ

親子で読む詩の絵本。谷川俊太郎の詩と和田誠の絵が、みずみずしい子どもの心をうたいます。声を出して読んでください。明るく豊かなことばの世界が広がります。

感想・レビュー・書評

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  • 24編の谷川俊太郎さんの詩。それぞれに和田誠さんの絵。
    いちねんせいをテーマにした詩のどれもが、何だか懐かしくてくすぐったくて。
    ちょっとした不思議さや発見のつぶやき、緊張と不安と感動と。
    ああ、そう言えばそうだった・・と2年生も3年生も、いやいや大人にも心地よい思い出を連れてきてくれる。

    「せんせいが わたしの なまえを よびました
     せんせいは わたしの なまえを しってるんだね」

    「せんせいは なかよくしようと いいました
     せんせいも ともだちが ほしいのかな」

    「わたしは たかしくんが すき
     でも どうすればいいか わからない
     てがみを かきたくても
     まだ じが みっつしか かけないの」

    何十年分もの色々な気持ちが、すごい勢いでフィードバックしてくる。
    大人も子どももどうか声に出して、読んでみてね。
    未熟な自分を、たまには赦してあげたくなってくる。
    6歳のあの頃は、あんなにも知らないことだらけで生きていたのだから。

  • 一年生におススメの詩を探していたので
    手に取ってみましたが、
    題名が「いちねんせい」というだけで、
    それほど一年生にぴったりとも思わなかったです。

    意外に早口言葉などの方が、
    耳から聞いて楽しいのでふさわしいかもしれないですね。

  • http://sgk.me/g4Wm0a 「せんせいって、なにをおしえてくれるかな。」
    初めての学校生活に踏み出した新一年生の期待、不安、感動が、谷川俊太郎さんの詩と和田誠さんの絵で生き生きと描かれています。
    楽しく豊かなことばの世界が大きく広がります。

  • 年長さんのクラスに置いてある本だそうで、家でも買いました。子が好きな詩は「わるくち」「くんぽんわん」「ぱん」とのこと。私は「なつのゆきだるま」が切なくて好きでした。

  • どうして?のところ、わたしもなんでなんで星人だったので、すごくわかるよ
    意味わかったり分からなかったり、いちねんせいな感じが全面に出てて好き

  • こんな学校だったらいいなぁ~楽しいいちねんせいですね~

  • 「親子で読む、楽しく豊かなことばの世界。
    『小学一年生』(小学館)に連載され、たいへん好評をいただいた“いちねんせい”が、オールカラーの単行本になりました。「せんせいって、なにをおしえてくれるかな。」 初めての学校生活に踏み出した新一年生の期待、不安、感動が、谷川俊太郎さんの詩と和田誠さんの絵で生き生きと描かれています。子どもも親も声を出してお読みください。楽しく豊かなことばの世界が大きく広がります」

  • 読んで、絵を見て、想像して、口ずさんで、素敵な世界。
    「わるくち」「くんぽんわん」「って」「カロンセのうた」「たいこ」は声に出して楽しい詩たち。
    「あいしてる」「なつのゆきだるま」の少し切ない世界、「ぼく」のパワー溢れる楽しさ、好きです。

  • 詩っておもしろい。こんな詩なら子どもも楽しい。構えず自然に詩の世界へ。

  • 宮教大OPAC

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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